こんばんはDJあおいです
読者さんからこんな相談をいただきましたよ
お悩み
こんにちは。
私は文章にするのが苦手で意味がわからないところがあるかと思いますが、よろしくお願いします。
私の悩みは旦那の仕事についてです。
私は第一子育休中で来年職場復帰をするか妊活をして授かれば連続育休を取りたいなと考えています。
旦那の職場は一族経営の会社で一般的な社会のルールが守られていません。
例えば月に4日しか休みがない月が年間2ヶ月ある。パワハラがある。育休が取れない。来年から休める日が固定され、4月の末から5月の初めは18連勤になってました。長時間労働で帰宅時間は毎日21時ごろ。平日の育児は娘を風呂に入れる以外やってません。土日祝休みはなく平日休みしかありません。
旦那はその会社で働くのに対して熱意はなく、転職を勧めても踏ん切りがつかないみたいで、あれこれネットで調べては年収が今より低くなるとか急に辞めてどうするとか言って行動してくれません。そのくせボーナス時期なると当たりが強くなるみたいで弱音を吐き、辞めようかな。転職しようかなと、言います。
ちなみに年収は500万です。
私はその言葉を聞くたびにムカついて仕方ないです。育児のストレスが増して夜も不安で寝れなくなります。
私は旦那の体力面や精神面が心配ですし、私の仕事と旦那の仕事の激務の時期が被っており、私もシフト制で土日祝が仕事なので、旦那には土日休みで福利厚生がしっかりしたところに転職して欲しいとお願いしても話は平行線のままです。お金も半年分は無職でも耐えれる貯金があることを伝えています。私が転職すればいいのかと調べたりしましたが、土日休みで時短勤務の会社員の仕事はなく私の職種が変わっており、同じ業界じゃないと採用されるとは思えません。今のところで割とキャリアもあるので復帰したいですし、旦那の職場が不安定すぎて私の転職は非現実的だと思っています。
妊活がうまくいかなければ、来年娘を保育園に入れることになるので、日曜日と祝日は自宅保育園になります。私が休みを取らないといけないのですが、その際、シフト制で土日祝が忙しい職場なので全部休める訳じゃないので、実家や義実家にお願いしないといけないです。旦那にどうしようか、どういう感じでやっていこうか?と話をしてても実際その状況にならないとわからない、と言われてまともに考えてもらえませんでしたが、旦那にしつこく話し合いを求め、結果、平日休みを削って土日休みを増やしてもらえるかもとなり、その点で私が納得して終わりましたが、来年からその案は無くなりました。
将来、娘が小学生になったら
土曜日も休みになるのでそうなると今のままでは厳しいです。お互いの休み問題が深刻化しますし、家も欲しいので私の実家よりに家を買いたいと言っても今のところから通えない、転職しないといけないと言って話が終わります。
それなら転職してよ!と言っても煮え切らない態度を取られます。
昨日、今のことだけじゃなくて長期的にしっかり考えて欲しいって言ったら旦那はわかったと言って話が終わってしまいました。
補足します。旦那の性格は争いや喧嘩を悪と考えています。3歳から親の影響でスポーツを長年やってた人間なので耐える力はとてもあると思いますが、それも自分の意思ではなくて親の意思でずっと続けていたそうです。
私との話し合いも基本的に強く自分の意見は言わないです。よく、今度〇〇しようねと、言ってくれますがその機会を作ることはしません。待ってたら一生こないです。
なので、マイホームがお互い欲しいという意見は一致してますが、私がすすめないと一生買えない感じです。
よく周りには優しい旦那さんだねと言ってもらえます。
この話題に対して私のムカつきが治らないので、私に対してこう考えたら?というアドバイスや旦那への説得に効きそうな言葉を教えていただきたいです。
長文乱文失礼します。
よろしくお願いします。

夫さんの職場は、完全にフォーマル労働市場から外れたムラ社会型組織
古のジャパニーズ封建制ですね
トップが一族なら、社員は家族のようにこき使われる
耐えることが美徳で、異議申し立ては反逆扱い
夫さんが転職に踏み切れないのは性格ではなく
『ムラ社会に育てられた人間がムラ社会に飼われている』
という構造の問題です
言い換えると
旦那さんは『辞めたいけど辞められないように設計された社会』にいるということ
これは個人的な弱さではなく
封建的組織が労働者の主体性を削ぐ構造的な暴力です
現代の日本は制度(共働き必須の経済)と文化(男は働いて女が調整)がズレている国です
制度に文化が追い付いていない
共働き、保育園、家庭管理、長期計画など
夫さんはなにも想像すらしていない
『今はわからない』『なってみないとわからない』
これは思考放棄ではなく
『家族の調整は女がやるもの』という古い文化に無自覚に寄り添っているだけです
昭和文化と令和の制度の間で
相談者様一人が潰されている構図
その構造的ギャップを家庭内で補填させられている形
つまり、夫婦がケンカをしてるというより
社会の矛盾を家庭が肩代わりさせられているだけなんですよね
これは個人戦ではなく、構造戦を強いられているということ
相談者様ががどれだけ頑張っても
夫さんがどれだけ良い人でも
構造が変わらなければ状況は変わらないんです
旦那さんは『決断』という言葉でフリーズするタイプです
だから感情的に決断を迫らないように
長期的計画として夫婦で『準備』を共有するように心掛けてください
以上
DJあおいでした
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