こんばんはDJあおいです
読者さんからこんな相談をいただきましたよ
お悩み
いつも、あおいさんの言葉に励まされています。
今回、自分の考え方を変えたくてご相談します。
私は相手の言動をそのまま受け取ることができず、自分の中の想像で悪い方に考えてしまうことで悩んでいます。
特に恋愛になるとその傾向が強く
例えば、普段していた電話がなくなると「嫌われたのかも」「他の人としてるのかも」
相手の予定が埋まっていたりすると「他の誰かと遊んでるのかな」「私の優先順位は下がったのか」「そういえば前に久しぶりに後輩に会った、て言ってたな、その子かも」など
相手が過去に話していた内容や現状と結びつけて自分にとって最悪な想像をしてしまいます。
周りの人に気にしすぎ、考え過ぎ、と言われて、
その時は「そうだよな」と思うのですが、時間が経つと自分の中ではその最悪な結果が現実であると思ってしまっているのでどうしてもネガティブな考えを後押しするような推理が頭に浮かんでしまいます。
自分で自分を傷つけている、考えても意味のない事だと冷静になると思うのですが一度不安になると止まらなくなります。
そうあって欲しくないのに、わざわざそう考えてしまうのはなぜだと思いますか?
本当はポジティブに都合よく考えたいですが、いきなりは難しいと思うのでせめて勝手に相手を疑って悲しくなるのを直したいと思っています。
ただいま恋愛・結婚カテゴリでベストセラーになっています
これは『ネガティブ思考』というよりも
単なる学習結果ですね
人間の行動は『楽になった反応は増える』という原則でほぼ説明できます
相談者の場合
『連絡が来ない→不安になる→最悪の想像をする→覚悟ができて少し落ち着く』
という流れが起きていますよね
ここで脳は『ネガティブに考えると不安が軽減する』と学習します
つまり悲観は感情ではなく、不安を減らすための対処行動として強化されているわけです
だからやめられない
意思の弱さではなく、単なる報酬学習ですね
しかもこの思考は非常に厄介で、必ず『正解』になります
悪い結果が起きれば『ほら、やっぱりね』と予想的中
何も起きなくても『警戒していたから助かった』と解釈できる
どちらでも『疑った自分が正しかった』という結論にできるため、常に強化され続けます
これはギャンブル依存と同じ間欠強化で、最も習慣化しやすいパターンです
つまり性格ではなく、脳の仕様です
ただしここには重大な副作用があります
疑いは感情で止まらず、必ず行動に滲み出ます
信用しない、裏を読む、確認する、詰める、試す
これらはすべて相手に『あなたを信じていない』というメッセージとして伝わる
結果として相手は疲れ、距離を取り、関係が壊れる
そして『ほら、やっぱり裏切られた』と結論づける
所謂『自己成就予言』です
裏切られたのではなく
疑いが裏切りという結果を作っている
因果が逆転して見えているだけです
人は利益より損失を強く恐れる性質があり
『期待しなければ失望もしない』という防御戦略は実に合理的です
しかし同時に、リターンもゼロになります
ノーリスク=ノーリターン
傷つかない代わりに、親密さや幸福も入ってこない
安全ですが、停滞します
ではどうすればいいのか
答えは『ポジティブになる』ではありません
感情は制御不能
変えられるのは行動だけ
原則としては単純で、反応しなければ条件づけは弱まる
つまり不安が湧いても
推理しない、確認しない、詰めない、物語を作らない、事実だけで止める
連絡がない=事実、嫌われた=解釈
この二つを混ぜないこと
不安を解消しようと動かないことが、結果的にこの思考回路を消去させます
学習は必ず書き換えられます
疑いは感情なので止まりませんが、裏切りは行動の結果です
行動を変えれば、未来は構造的に変わりますよ
以上
DJあおいでした
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