こんばんはDJあおいです
読者さんからこんな相談をいただきましたよ
お悩み
こんにちは。
いつもブログを拝見しています。
早速ですが、実母との関係について相談させてください。
私は現在妊娠中で、今年の春に人生で初めて子どもを産む予定です。
つわりや切迫流産で辛いとき、頻繁に実母に電話し、励まされてきました。
つわりがつらい時期に夫が出張でいないときは、母が世話をしに1週間滞在してくれたこともあります。
いずれも大変助かるのですが、実母の孫フィーバーが垣間見えると、私はなぜか実母を傷付けてやりたくなってしまいます。
例えば、
母から孫を可愛がりたい、楽しみにしてる等という発言を聞くと、「子育てのしんどさは容易に想像がつくが、子どもの可愛さや育児の良い面は今のところ全く想像できない」だとか、「自分が小さかった頃は妹たちの面倒を見るのがただ大変だった」とか、「いまは育児をしながら仕事をどうやって継続すればいいかにしか気がまわらない」などです。
とにかく、育児の大変さにしか気がいかない、子どもが生まれた後が楽しみというより不安だし大変そう、自身のキャリアが途絶える不安ばかりであることを言って、実母による私の育て方は間違っていたんだと思わせたくなるのです。
夫や義両親、実父の前では、子どもが楽しみとか、生まれた後が不安だけどまぁ何とかなるだろう、生まれた後のことは生まれたあとに考えよう、といったことを素直に話せるのですが(私の性格は母に似て元来楽観的です)。
私は5人兄弟の真ん中っ子で、家事育児を主たる役割として担当したことはないのでヤングケアラーではなかったのですが、両親に構われたり世話をされたりすることなく育ってきたと思っている節があります。
私のなかでは、両親は私が助けを求めれば助けてくれるが、求めなければ構われない、といった認識です。
中学生の頃に遭ったいじめについては、助けを求めたにも関わらず、話も聞かずに無理矢理学校に行かされて結局助けてもらえなかったと私は思っています。両親としては助けてくれたのかもしれませんが、私の認識ではそうではないので、私の成人後に、あの時なぜ学校に行きたがらなかったのかを事あるごとに何度も、それも人前で聞きたがろうとする実母に対して恨みが募り、頑なに何があったかを言わないできました。あの時助けてくれなかったくせに見逃したドラマのオチが気になる程度の好奇心で聞いてくるんじゃねぇよ、自殺しなかった私に感謝しろ、という気持ちがグルグルします。
自分の子どもの恥ずかしい過去や苦しかった過去、現状で何をしてるか、未既婚ステータスは勝手にペラペラ口頭やSNSで他人に発信するくせに、彼女の夫(私にとっての実父)の失敗は恥ずかしいから人に言わないでと口止めしてきた時は驚き、そして軽蔑したことがあります。
その羞恥心はあるくせに、あんなに喋りまくったのかよ、と。
また、私には兄と弟妹がいるのですが、実母は上の子可愛くない症候群だったのではないか、という考えが頭をよぎります。
抱きしめられた記憶や一緒に寝た記憶がないためです。
人間だからそういうこともあるだろう、私もすぐ下の妹より末の妹に対する方が甘いことがあるし、と納得させようとしましたが、時々その考えに頭が支配されます。
つわりの吐き気でしんどくて母が自宅に来てくれた時も「背中をさすってあげたいけど…」と言って私に触れなかったことがまだ胸に引っかかっています。そう言うならさすってよ、私に触れることも嫌なんだ、という気持ちです。
弟妹を抱っこしたりしたり、いじめられても話を聞いて味方になっていたりした記憶があり、また実母は時々、末っ子に対して「いつまでも小さいままでいてほしい、可愛がりたい」と言っていて、なぜその愛情の10分の1も私はもらえなかったんだろうと悲しくなります。
実母を含め家族には、不自由なく育ててもらい、何かあればいつでも頼れると疑うことがないほどには信頼があり、愛されて育ったと思います。
なのに、なぜ私は実母にだけ未だにこんなにも甘ったれてるんでしょうか…。
幼い頃に甘えさせて欲しかったのか。
しかし、構われると鬱陶しいと思ったり、今さら何だと怒る気持ちが出ます。
YouTubeでも、兄や姉が妹を可愛がったり世話したりするような動画は観るのを避けます。
そんな姿を親が喜んで撮っていると考えただけで吐き気がします。
上の子は、「親の子どもの兄や姉」ではなく、「親の子どものうちの一人」として尊重するべきだと強い怒りを感じます。
恐らく自分のケースを他人の家族に投影しているのだと思います。
私は妊娠前は数ヶ月に1回の電話があるかないかではありましたが、妊娠してつわりなどでしんどいときは週に1度は実母に電話し、一度電話すると長時間楽しく雑談できるくらいには仲がいいと思います。
言動や価値観も母の影響を大いに受けているな、と最近実感する瞬間が多いです。それに対しては微妙(この欠点直さなきゃなぁ)な気持ちと、「まぁいっか、うちの母ちゃんはたまに真理をつくからなぁ」と少し尊敬を抱く気持ちになります。
なぜ実父にはこんな思いもしないのに、実母にだけこんな複雑なのか、なぜこんなに実母に寄り添いや触れ合いを期待するのかが疑問です。
そして自分が母親になろうとしている今、私自身は自分が実母に望むような母親になれるだろうか、子どもに憎まれ疎まれる母になるのではないか、と思ってしまいます。
こんなにも複雑な感情を抱いたままでは、いずれ来る母との死別の時に強く後悔することになるだろうと確信があります。
解明して納得し、実母への復讐のような感情や思いにけりをつけたいです。
何かご助言いただけると幸いです。
よろしくお願いいたします。
これは『今の母との問題』というより
未処理の幼少期の感情が再放送されている状態ですね
これは心理学的にはほぼ教科書どおりで
人は親になる直前、自分が子どもだった頃に強制的に引き戻されるんですよ
普段は封印できていた古傷が、勝手に開封される
だから今回の相談者さんは、理屈では母に感謝しているはずなのに
感情だけが『なんで私をちゃんと抱きしめてくれなかったの?』と5歳児のまま泣いている
頭は大人、心は当時の子ども
この二重化が苦しさの正体ですね
お母さんは実際、とても協力的ですよね
世話をしに来てくれる
電話に付き合ってくれる
頼れば助けてくれる
客観的に見れば、ちゃんと機能している母親です
ただし愛情の型には
実務支援型(世話は焼く)と感情共感型(抱きしめる・寄り添う)の二種類があって
相談者様は明らかに後者を欲しがっている
でも母は前者
これは善悪ではなくミスマッチングに近い
料理は出すけどハグはしない人と
ハグが主食の人のすれ違い
どちらも間違っていないけど、子ども側は飢える
だから『愛されていたはずなのに満たされない』という矛盾が起きる
これが一番ややこしいやつ
虐待よりこっちの方が未処理になりやすいんですよ
復讐心を消す方法はひとつだけです
母にわからせることではなく
当時の自分の気持ちを、自分が回収してあげること
これ、母に期待すると永遠に失敗します
母は当時の母のままだから
代わりにやるのは
『私、本当は抱きしめてほしかったんだよね』
『助けてほしかったんだよね』
『寂しかったよね』
と自分が自分に言い聞かせてあげること
インナーチャイルドのケアですね
母を変えることは他責
自分の傷を自分で抱きしめることは自責(健全な意味で)
ここにシフトしないとループは終わらないと思ってください
それができたとき
お母さんは『敵』ではなく『不器用だった人』くらいのサイズに戻ります
たぶんそれくらいが、ちょうどいい距離感だと思いますよ
以上
DJあおいでした
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