こんばんはDJあおいです
読者さんからこんな相談をいただきましたよ
お悩み
DJあおいさん、はじめまして。
いつもブログを拝見し、あおいさんの言葉に時に励まされ、時に勇気をもらっています。
昨年母が癌であることがわかりました。
見つかった時にはもう手遅れでした。
最初は余命3ヶ月と言われ、精神的ショックがとても大きかったのですが、抗がん剤のおかげなのか母は今も懸命に生きています。
しかし、今年になってから抗がん剤が効かなくなり、家族で話し合った結果、緩和ケアに入ることになりました。
私は昔から友達がいません。
社交不安障害という病気で、人と関わることが苦手だったのもあります。
母が唯一の話し相手、何でも話し合える友達のような存在でした。
私の人生の中で母の存在はとても大きく、近い将来いなくなってしまうことを考えると深い悲しみが襲ってきます。
ただ、緩和ケアに入った今、いつ母がこの世を去るかわからない。
しかし、私は母との別れも、母のいなくなった後の世界も受け入れる覚悟ができません。
あおいさんのアドバイスをいただけるとうれしいです。
まだまだ寒い日が続いておりますので、ご自愛くださいませ。
よろしくお願いいたします。
本当に大切な人の死に対して
事前に心の準備なんて、できるわけがないんですよ
だってそれは
『いなくなる前提で気持ちを整理しておきますね』
ってことですから
逆の立場からしたら、きっと寂しいんじゃないかと思いますよ
そんな器用な愛し方、できなくて当然です
あなたにとってお母さんは、
母親であり、家族であり、そして唯一の友達でもあった
それはもう『大切』なんて軽い言葉じゃ足りない
人生の土台みたいな存在ですよね
その土台がなくなるかもしれない
怖くて当たり前です
混乱して当たり前です
受け入れられないのが正常です
『覚悟を持たなきゃ』と考えている時点で
あなたはとても真面目で
ちゃんと向き合おうとしている人なんだと思います
でも、『死』って、向き合って乗り越えるものじゃないんですよ
この世で最も理不尽な出来事ですから
心の準備でどうにかなる類のものじゃない
だから
『受け入れられません』
それでいいんです
むしろその感情こそ、愛情の証拠です
そしてもうひとつ
『母がいなくなった後の世界を想像して絶望する』
これ、やらなくていい未来予習なんですよ
まだ起きていない地獄を、わざわざ先取りしなくていい
人間って真面目だから、すぐ最悪のシミュレーションを始めるんですけど
それ、百害あって一利なしなんですよね
今あなたが持っている時間は
『失った後の世界』を考えるための時間じゃなくて
『まだ一緒にいられる今』を使う時間です
覚悟よりも、準備よりも
ただ今日話すこと
今日笑うこと
今日『ありがとう』と言うこと
それで十分なんです
そして、これは経験則なんですが
人は本当に大切な人を失ったとき
『受け入れる覚悟』なんてなくても、生きてしまうんですよ
これは強いからじゃない
仕方なく、です
受け入れたから生きるんじゃない
生きてしまうから、あとから少しずつ現実が体に馴染んでくる
順番が逆なんです
だから今、覚悟がなくても何の問題もないんですよ
今はただ、娘でいてください
看病を頑張る人にならなくていい
強い人にならなくていい
覚悟を決める人にならなくていい
ただの『お母さんの子ども』でいればいい
それがきっと、お母さんにとって一番うれしい姿だと思いますよ
これは余談になりますが
私はわりと早い段階で両親を亡くしていますが
両親を失って、やっと『自分』という存在が確立されたような気がします
以上
DJあおいでした
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