こんばんはDJあおいです
読者さんからこんな相談をいただきましたよ
お悩み
あおいさんこんにちは。
気持ちの整理がつかないことがあり、連絡しました。
国指定の難病を患っています。
現時点で不調はなく、ゆっくりと進行していくもので、ずっと付き合っていく病気です。
治療の関係で、妊娠・出産は計画通りに行わなければいけません。
今まで、恋人が欲しいと思ったことはあまりなく、気ままに好きなことをして自分のペースで生きてきました。また、わたしは結婚も出産もしないで生きていくのだろうと思っていました。
過去に性被害にあったことがあるためです。
(これは家族も友人も誰も知らないことです)
好きな人ができることもありますが、関係を発展させたいとは思いません。
しかし、いざ妊娠・出産は計画的に、と聞くととても動揺しています。今後、どうしていくのか悩みます。悩むと同時に、やっぱり無理だという結論に至ってしまい、涙が出てしまいます。
子どもは好きです。
子どもにかかわる仕事をしており、ずっとこの仕事を続けていきたいと思っています。
しかし、診断を受けてからは仕事中にふと、『わたしはこんなに子どもが好きなのに…』と思って泣きそうになってしまいます。子どもの手前、顔には出しません。
診断を受けてから数ヶ月、そんな考えがぐるぐると頭の中を巡っています。
なかなか出口が見つからず、苦しいです。
これまであなたは
結婚しない
出産しない
恋愛を深めない
という生き方を、少なくとも『自分で選んで』歩いてこられたのだと思います
それは、あなたなりの誠実な人生設計だったはずです
ところが今回、病気と治療の現実によって
『妊娠・出産は計画的に』
と告げられたことで
その選択が一気に自分の意志ではなく条件によって制限されるものに変わってしまった
人は、『やらない』と『できない』が入れ替わった瞬間、強い喪失感を抱きます
今の涙は、未来への不安というよりも
奪われたかもしれない選択肢への悲しみに近いものだと思います
あなたは『子どもが欲しい』とも、『産みたい』とも書いていません
書かれているのは、子どもが好き、子どもに関わる仕事を続けたい
という、揺るがない事実だけです
それでも仕事中にふと
『こんなに子どもが好きなのに…』
と胸が苦しくなるのは
子どもを愛する気持ちと
『産むかどうか』を結びつけてしまう
社会の無言の圧を、あなたがとても敏感に感じ取っているからだと思います
でも本来
子どもを愛することと、産むことは、まったく別の能力です
あなたが今まで積み重ねてきた仕事も、関わりも
誰かの人生に確かに届いています
そして、過去の性被害という体験がある中で
妊娠・出産・身体のことを『計画的に考えなければならない』と言われるのは
心と体にとって、想像以上に負担が大きいことです
考えられないのは
前向きじゃないからでも、覚悟が足りないからでもありません
心が自分を守ろうとしているだけです
今、無理に答えを出す必要はありません
結婚するか、産むか、いつまでに決めるか
そういった問いに、今すぐ向き合えなくても大丈夫です
むしろ今は
『自分は、何を失ったと感じているのか』
『何が一番怖いのか』
そこを、ゆっくり整理していく時期なのだと思います。
一人で抱えるには、あまりにも重なり合うテーマが多いので
主治医や、可能であれば心の専門家の力を借りることも、決して大げさなことではありません
子どもを産まなくても
子どもを愛していい
子どもに関わる仕事を続けていい
あなたの人生の価値は
出産という選択の有無で決まるものではありません
今は出口を探す時期ではなく
立ち止まって自己理解を深めていい時期なのだと思いますよ
以上
DJあおいでした
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