こんばんはDJあおいです

読者さんからこんな相談をいただきましたよ







お悩み

あおいさん
相談があります。

同じような悩みにたくさん答えてこられたかと思いますが、もう周囲には相談できる相手がおらずメールさせていただきました。

人間として思いやりがあり、優しさも行動で示してくれ、不必要に悪口を言わない、パートナーとして安心できる可能性の高い方からアプローチを受けています。
今まで未処理の課題に追われていた自分から変わりたいたいと思い、安心を大切にしたいと思う反面、
どうしても外見が好きになれません。具体的に言うとキスやセックスはかなり無理だし、手を繋げるかすら不安です。
オスと恋愛をしてきた自分にとってこの壁は大きく、魅力を感じない相手に好意が持てないに加え、キスができない相手とその先へ進むなんてどうしても無理だと思ってしまっています。

ただそれと同時に、もういい歳で出産から逆算しないといけない身体であり、周囲の結婚に焦っている自分もいて、
かつそんなにモテない人間的に魅力がない自分と向き合ってくれそうな人から自ら離れるなんてもったいないのではないかという感情もあります。
クズの目には留まる女でしたが、誠意を持った人に向き合ってもらったことがない人間なので、ここで相手を無碍にするなど自分思い上がってないか?と思います。
ただ性的対象にならない方と一緒に過ごすことが今の自分には耐えられなくて、なにを決め手に付き合うとかが分からなくなりました。


また相談内容が変わって申し訳ないのですが、今まで裏切られて雑に扱われてきた経験ばかりなので、次また信頼した人がまた嘘をついたり浮気したり感情を殺してくる人だったらどうしよう、その時はもう立ち直れないし、年齢は取り戻せない、と
上記の方含めて出会う人や異性を懐疑的に見ている自分もいます。

恋愛や婚活を休憩した方がいいのも理解できるのですが年齢と周囲とひとりで過ごせない性格も含め、動かないと不安です。
相談がぐちゃぐちゃですみません。欲張りなたくさん書いてすみません。
なにかお返事はいただけますでしょうか。



ふるさと納税



相談者様の文章から見えてくるのは
恋愛を安心の供給源として求めていること
性的魅力が感じられない相手との関係を、理性では肯定しようとしていること
でも心の奥底では、『恋愛=情熱やときめきが伴うもの』という感覚をまだ手放せていないこと
この三つが同時に存在していて、自分の中で整合性が取れず苦しんでいます

そして『安心をくれる人』と『ときめく人』を天秤にかけているように見えて
実はどちらのタイプの相手を選んでも孤独を埋めてもらう構造から抜け出せていません
つまり、恋愛を通して『自己否定の回復』を他者に委ねている状態ですね

でも実際には
結婚相手を見つけるより
『おひとり様耐性』を上げる方が再現性が高いんです

おひとり様耐性というのは、単に孤独に慣れるという意味ではなく
『自分で自分の情緒を安定させられる力』を持つということです
それができるようになると、相手を安心をくれる存在としてではなく
人生を共に歩めるパートナーとしてフラットに見ることができるようになります
『見る目が変わる』ということ

恋愛や結婚というのは、欠けたものを埋め合う関係ではなく
満ちた者同士が支え合う関係でないと長続きしません
だから、誰といても不安が消えない時期に焦ってパートナーを選ぶのは
ほとんどのケースで『共依存』や『我慢の恋愛』に行き着きます

今、相談者様がするべきは『誰かを選ぶこと』ではなく
誰かを選ばなくても崩れない自分を作ること

『おひとり様耐性を上げる』とは
寂しさと退屈を恐れず、ちゃんと味わえるようになること
自分で自分を癒すスキルを持つこと
他人の温度でしか生きられない自分を卒業すること
です

この地力を持てた人だけが、最終的に対等なパートナーシップを築けます

誰かに安心をもらう恋愛ではなく
一人でも安心できる自分になったとき
初めて本当に安心できる恋愛が始まります


以上
DJあおいでした



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