こんばんはDJあおいです
読者さんからこんな相談をいただきましたよ
お悩み
DJあおい様
始めまして。
相談出来る人が居ないので相談させてください。
今の職場に入って3年半弱経ちました。
7人と少数の職場で、同性の先輩が1人います。
折り合いが悪く、距離を取りながら生活もあるしと頑張ってましたが、今年に入ってから過活動膀胱になったり湿疹が出たり、体に不調が出るようになりボーナスが出たら辞めると言おうと決意しました。
しかし、その先輩が急に別の支店に移動すると言い始め、早く逃げなければ辞められなくなると焦りました。
その先輩は今まで1人で事務所を仕切っていた為、上司達が焦りに焦り、これまで私を小馬鹿にしていたのに急に親しげに機嫌を取り始めました。
私は、上司に『私も辞めようと言おうとしてたので引き継ぎを期待されても困る』と伝えましたが、まともに取り合ってもらえませんでした。
毎日毎日不安感に襲われて辞めたい。辞めたいとずっと考えてます。
家族に相談しても理解してもらえないし職場でも敵が味方か分からないので相談できる相手がいません。
これまで2人でしてきた仕事を私1人で担うプレッシャーと出来なかったら影でコソコソ文句を言われる不安感、今まで先輩を上げてきた上司達への不満もあります。
上司からは、ストレスの元凶が居なくなってラッキーじゃん。と言われますが上司達はいつも外でゲームしながらタバコ吸ってます。結局助けてくれずに1人で仕事抱えるのは私です。
1人になるなら私の給料を上げると聞きましたが、嬉しいとも思いませんでした。
それよりも早く逃げなければ、いつ言い出すのがベストなんだろうかとずっと考えています。
纏まりのない文章ですみません。
私はまだ今の職場で続けて1人で頑張るべきなんでしょうか。
辞めたいという自分の気持ちを尊重して辞めるべきなのでしょうか。
精神的に少し疲れてしまい、転職活動は出来ていません。辞めて失業手当をもらいつつ探そうと思ってました。この考えも甘いのでしょうか。
ここまで読んで頂きありがとうございます。
気持ちを吐き出す馬を作って貰えるだけでも助かります。
これから寒くなりますので、お体ご自愛ください。
辞職は労働者の当然の権利です
法的にも期間の定めのない雇用契約は2週間前に申し出れば辞められると明確に定められています
つまり、上司の承認や会社の都合は関係なく、『辞めます』と伝えれば退職は成立します
それにもかかわらず、多くの人が『辞められない』と思い込んでしまうのは
いくつかの心理的要因が大きいです
・責任感の呪縛
真面目で誠実な人ほど『自分が抜けたら迷惑をかける』と考え
責任を放棄することへの罪悪感に苦しみます
しかし実際には、人手不足の責任は雇用側にあります
それはあなたの責任ではありません
・評価依存
これまで軽んじられてきたのに、急に機嫌を取られる
それは『必要とされている』と錯覚させる、職場側の防衛反応です
しかしその『必要』はあなたを尊重してのものではなく
会社の都合のための搾取的な必要に過ぎません
・逃げ＝悪という刷り込み
特に日本では『逃げる』『辞める』という選択を無責任とみなす文化があり
それが判断を鈍らせます
しかし本来、逃げることは自分を守るための能動的な選択です
限界を悟り、自分の健康を守る行為を『逃避』と呼ぶのは間違いです
相談者様の体はすでにSOSを出しています
過活動膀胱や湿疹など、ストレスが身体症状として現れている段階です
これは『もうこれ以上ここにいない方がいい』という身体の明確な非常ベル
この段階で無理を続けると、うつ症状など深刻な状態に進行する恐れがあります
『引き継ぎが終わるまで』は義務ではありません
2週間を超えて拘束しようとするのは違法です
『辞めるのは困る』『時期をずらして』と言われても
それは『お願い』であり拘束力はありません
辞めてからの転職活動も、決して甘えではありません
むしろ心身を立て直す期間を持つことは、長期的に見て健全な選択です
離職理由が自己都合でも、最近では精神的な不調が認められれば『特定理由離職者』として給付期間が早まるケースもあります
このケースは、『辞めたい』と思うことが逃避ではなく、正常な自己防衛反応です
続けるべきかどうかではなく
もう続けられない状況であると身体が教えてくれています
辞める自由を奪う職場は、働く価値のない職場です
辞めることは裏切りではなく
自分の人生の主導権を取り戻す行為です
以上
DJあおいでした
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