こんばんはDJあおいです
読者さんからこんな相談をいただきましたよ
お悩み
いつもコラムを拝見しています。
人の本性について、最近少し考えることがあり、あおいさんにご相談させていただきたいと思いました。
よろしくお願いします。
私は指定難病を患ったことをきっかけに、大事な人たちに対して、より優しく思いやりを持って生きていこうと考えるようになり、そんな生き方に近づこうと日頃から心がけています。
しかし、突発的な事が起きると、思いやりの前にひどい言動や反応をしてしまうことが多々あります。
日常的にはそれなりに善い行いや言動が出来ていると思っているのですが、思いやりに欠けた自分の面が出てくると、どれだけ気をつけていても、やはりこれが自分の本性なのかとショックを受け落ち込んでしまいます。
人の本性とは突発的な場面でこそ現れるものなのでしょうか?
カイ◯゛の読み過ぎでしょうか。

『優しくありたい』と心から思っている人ほど、この種の葛藤を強く感じます
なぜなら本当に優しさを志しているからこそ、『そうでない自分』に敏感になるからですね
突発的な出来事に対して咄嗟に出る反応というのは
確かに本能的な部分が表れやすい瞬間です
ただ、それを『本性』と呼ぶのは少し早計かもしれません
なぜなら、『反応』は経験や矜持によっていくらでも変わっていくからです
本性というよりも
『まだ成熟しきっていない部分』『思考が追いつく前に出てしまう防衛反応』と言ったほうが近いでしょう
たとえば、災害のときに誰かを押しのけて逃げてしまった人が
後になって強い罪悪感を抱くことがあります
でもその瞬間は『生存本能』が先に働いただけで
人格や思いやりの全てを否定するものではありません
同じように、あなたが突発的な場面でひどい言動をしてしまうのも
『優しくない人間だから』ではなく
『驚きや恐れなどの一次感情が優しさより早く表に出てしまう』という人間的な反応です
むしろ、そのあとに『どうしてあんなことをしてしまったんだろう』『次はこうしたい』と省みることができる
その時点で、あなたの本性はすでに『優しさ』側にあります
反省できる人は、すでに優しい人なんですよ
優しさとは、生まれつきの性質ではなく、何度も失敗しながら磨かれていく意志です
以上
DJあおいでした
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