こんばんはDJあおいです
読者さんからこんな相談をいただきましたよ
お悩み
いつもブログを楽しく拝見させていただいています。
私は早くに母親を亡くしており、
父子家庭の3人姉妹の長女として育った30代です。
父が育ててくれたことに対して
感謝の気持ちはありますし
3人姉妹が自立して実家を離れて寂しいんだろうな、なんとかしてあげたいという気持ちもありますが
父親から「たまには実家に(泊まりに)帰ってきて欲しい」と言われることが非常に億劫に感じてしまいます。
周りの友達のように
実家に帰ればご飯が出てくるようなことはなく、
実家で普段二人暮らしをしている
父と祖母の代わりに家事をして
父と祖母のお互いに対する嫌味を聞くと
気持ちが削られてしまいます。
妹2人は看護師、私は公務員で
それぞれ1人暮らしをしているのですが
妹2人は「仕事のシフトがあって帰れない」と
行って実家には帰りません。
私は公務員なので、カレンダー通りに休みがあるため、これまで我慢して1人で年末やお盆には
実家に帰っていました。
(三が日を友人と過ごして、1/4に帰省した時には、非常識だと父から怒られました)
しかし、父親が私の都合も聞かずに、
私の一人暮らしの家に泊まりに来る予定を立てたり、
実家に帰らないと「妹2人は、仕事だからしょうがないけど、あなたは公務員なんだから帰ってきなさい」と言われることがストレスになっていました。
次女に「私1人で実家に帰るとしんどいから
3人で一緒に帰りたい。3人一緒にいると嫌な実家も
少しは楽しくなるから。」と相談したところ
「大人になってまで我慢することはない。
お姉ちゃんはよく家族で集まって外食しようとするけど、私はその必要はないと思ってる。
シフトもあるのに、予定を合わせるのは負担に思う。
3人それぞれがしたいようにすればいいと思う。長女の考えは分からない。ありがたいとは思わないし、しんどい生き方してるなと思う」
と言われたことから、
次女に対して「家族であるための努力は必要だし、自分のことばかり優先しないで、ちょっとは一緒に考えてよ」とキレてしまいました。
次女は「家族を蔑ろしているみたいに言われるなんて心外です」と言って、私のことをラインやその他SNS上でブロックして、もう3年経ちます。
最初の頃(2〜3ヶ月)三女に仲介を依頼したところ
次女は「まだ話す気持ちになれない」と言っていたよで、そこまで言われて、1人でどうにかしようと思っている自分が不甲斐なく、無理に解決しないでいいと自分に言い聞かせて、時が過ぎてしまいました。
あいも変わらず、父親からは
「妹が帰ってこれないのは仕事で仕方ないが、帰ってきなさい」と命令口調のLINEがくるので
先日、父親に対して「お父さんからのラインは命令口調で受け取る私は辛い気持ちになるので、ラインはやめます」とラインで伝えて、ブロックしました。
小さい頃から、父親に見捨てられず
育ててもらえるように
私が親の期待に応えようとしすぎてしまい
自分の気持ちを殺してしまっていたのが
次女との喧嘩や父親との確執の
要因の1つだと思うので
これでよかったと思う一方で
ふとした時に、とても寂しい気持ちにもなります。
私はこれからどうすればよいか、
あおいさんの目に留まりましたら
アドバイスをいただけると幸いです。
急に寒くなりましたので
お体ご自愛ください。

家族というのは、不思議なもので
誰かが優しすぎると、誰かが冷たくなり
誰かが我慢すると、誰かが自由になります
そして最後には、全員が『自分は間違っていない』と思いながら
誰も幸せじゃなくなってしまう
相談者様の家族も、まさにそういう構図でした
・父親 ― 不器用な寂しさを抱えた人
妻を早くに亡くし、三人の娘を育て上げた父親
その努力は並大抵のものではありません
でも、長い孤独の中で『家族=自分の支え』という構図が強くなりすぎてしまった
だから娘たちに『帰ってこい』と命令口調になるのは
支配ではなく、ただの寂しさの裏返しなんです
本当は『会いたい』『一緒にいたい』だけなのに
それを素直に言う術を忘れてしまった
父親という立場のまま年を取ってしまった人
愛し方を更新できなかった人なんです
・長女(相談者様) ― 役割を生きてきた人
母の代わりに家を守り、父に見捨てられないように努力して
家族をまとめるのは自分の役目だと信じてきた
家族の中で誰よりも強く、誰よりも傷ついてきた人
だから、妹たちが自分ほど家族を大事にしていないように見えるとき
どうしても心が痛む
『なんで私だけ頑張っているんだろう』と思うのに
頑張ることをやめる勇気が持てなかった
でも今回、父をブロックできたのは
『愛をやめた』のではなく、『犠牲をやめた』ということ
それは逃げではなく、ようやく自分の人生を生き始めたということなんです
・次女 ― 自分を守ることを覚えた人
次女の言葉は冷たく聞こえるけれど
その裏には『自分を犠牲にしたくない』という強い防衛があります
長女(相談者様)の家族を大切にする正しさが
次女には縛りに感じられてしまった
彼女は家族のために我慢することを
大人になってから手放すことにしただけなんです
これは薄情でも冷酷でもありません
むしろ、家族の中で自分を失わないための選択
長女(相談者様)と同じように、次女も家族に傷ついてきた人
ただ、その痛みの対処法が『距離を取ること』だっただけなんです
・三女 ― 沈黙のバランスを取る人
三女は、家族の中で最も静かに見えるけれど
実は一番繊細に全体を見ている人です
長女(相談者様)の責任感も、次女の防衛も、父の不器用さも、全部理解している
でも、誰の味方にもなれない
だから、ただ情報をそのまま伝えるだけに留めている
その中立さは、冷たいのではなく、優しすぎるがゆえの慎重さです
彼女は争いを避けることで家族を守ろうとしている
でも同時に、誰の心にも完全には寄り添えない寂しさも抱えている
三女がこの家族の中で果たしているのは
『沈黙による調停』という、目立たないけれど尊い役割です
この家族には、誰一人『悪い人』はいません
全員が、それぞれのやり方で家族を愛してきた
でも、愛の形がすれ違ってしまったんです
父は『一緒にいること』が愛
長女(相談者様)は『支えること』が愛
次女は『自分を保つこと』が愛
三女は『波風を立てないこと』が愛
どれも間違っていない
ただ、表現が違うだけ
家族の関係を続けることと
自分を壊さないことは
両立しない時があります
だから『もう我慢できない』と感じたときは
関係を断つことも、愛のひとつの形です
それは拒絶ではなく、尊重の始まり
家族に求める愛の形を変えることで
初めて自分自身を愛せるようになるのかもしれません
以上
DJあおいでした
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