こんばんはDJあおいです
読者さんからこんな相談をいただきましたよ
お悩み
あおいさんこんにちは。
いつもブログ拝見させていただいてます。
ありがとうございます。
少し重い相談になりますが、アドバイスいただけると嬉しいです。
なかなか友人など近しい人には相談できず…
私は母親が統合失調症で、中学の時離婚し、父と父方の祖母と生活していました。小学校、中学校の時イジメも経験しました。
一人っ子、また親も父親だったため、思春期の私はいじめのことなども相談できず、心に傷を抱えたまま大人になり、ずっと自分の居場所がないな、と生きづらさを抱えていました。
祖母に、あんたなんか産まれてこなければ良かったのに、と言われたこともありました。
社会人になり、双極性障害二型と診断されたこともありましたが、最近、複雑性PTSDと診断されました。
およそ9年前、孤独で希死念慮も強く、ボロボロだった時に今の旦那さんと出会い、お付き合いをし、紆余曲折ありましたが5年ほどの同棲を経て、3年程前に結婚しました。
しかし、新婚早々に不倫されたりして、不安定な毎日を送っていました。
自分の中では、私自身がアダルトチルドレンであり、夫と共依存関係だとは気付いていたものの、
初めての家族、自分らしくいれる居場所だと感じていたので、頭の中ではこのままでいいのかな、と思っても、
大事な家族、自分の居場所を失いたくない、と思って動けずにいました。
ただ最近、夫から別々の人生を歩こうと言われてしまいました。
自分が今まで夫に甘えすぎていて、精神的にも、経済的にも自立できていないことが1番悪いのですが、完全に受け入れることができず苦しいです。
夫には笑顔で毎日幸せにいてほしいです。
だからこそ私が受け入れないといけないって思ってるのですが、心がついていかずしんどくなっています。
行動するしかないと頭では分かっていても、動けない自分がいます。
こんな私に前向きに生きていけるようアドバイスをいただけると嬉しいです。

人は、あまりにも過酷な環境に置かれると
心の時間を止めることがあります
それは、壊れないための、最も根源的な防衛反応です
幼少期に安心できる居場所を持てなかった場合
心は感情を凍結させることで自らを守ります
悲しみや怒りを感じれば生き延びられないと判断したからです
この凍結状態は、一見無気力や無感情に見えるかもしれませんが
実際には心が精密に組み上げた生存戦略です
つまり『止まっていた時間』とは
心が壊れないために選んだ合理的な選択であり、弱さではありません
その後、相談者様は心理的に安心できる大人との関係を経験するようになりました
この関係によって、長く凍結していた心の機能が部分的に再び動き始めました
心理的安全をある程度確保できる相手の存在は、情動の再活性化を可能にします
これは恋愛としての意味だけでなく
心が守られていると感じられる、安全基地としての役割を果たしています
夫の不倫や別れの宣告は、現在の喪失であると同時に
過去に封印した『見捨てられる恐怖』を呼び覚まします
長年抑え込んでいた痛みが一斉に噴き出し
心は耐性を超える負荷にさらされます
希死念慮は、現実から逃げたいという衝動ではなく
『もうこれ以上感じたくない』という心の防衛反応です
この段階で『前向きになる』ことを求めるのは、命のリスクを伴います
今最優先されるべきは安全の確保です
動けないのは怠惰ではなく、防衛反応です
心がこれ以上壊れないようにブレーキをかけている
必要なのは、動かなくてもよい環境と、自分を否定しない人間関係の確保です
安全が整って初めて、時間を動かすことが『生き延びる』から『生きる』へと変わります
ここでいう『安全』とは、物理的な危険がない状態だけを指すわけではありません
心理的に脅かされないと感じられること
そして自分を防衛せずとも存在できることが含まれます
理解されなくても構わないと思えること、沈黙していても責められないこと
これらが揃って初めて、心は無理なく動き出せるのです
再始動は、努力や決意で成し遂げるものではなく
条件が整ったとき自然に起こるものです
だから、いま『動けない自分』を責める必要はありません
止まっていることは、これまで相談者様を生かしてきた証です
その時間は、心がまだ安全を確認している過程であり、無駄ではありません
時間を動かすというのは
過去の痛みを再び引き受けつつ
未来に意味を見出す繊細な作業です
無理に早める必要はありません
十分な安全が整うまで、静かに止まっていてもいいのです
やがて心が自然に『動いても大丈夫』と判断したとき
時は再び動き出しますからね
以上
DJあおいでした
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