こんばんはDJあおいです

読者さんからこんな相談をいただきましたよ







お悩み

DJあおい様

いつもいろんなお悩み相談に答えるあおいさんの言葉から、生きるヒントをたくさん貰っていて、大事だと思うものは自分でもアプリにメモして残して、何度も読み返しています。

過去の事で、もう乗り越えていて、痛みとも思ってないのにふと思い出してしまうものへの向き合い方について教えて頂きたいです。

私には子どもが2人おり、2人とも発達障害があります。上の子は夜間に酸素が必要な医療的ケア児でもあり、下の子は身体的な障害はないものの、自閉症スペクトラムがあり、拘りやパニックかんしゃくがあります。
それぞれ大変ですが、それぞれの成長は嬉しいもので、いろんな支援サービスなどを利用しながらの子育ての日々です。

上の子と母子療育園(預かり保育ではなく、親子共に一緒に先生と過ごす園です)に通っていた頃、上の子と同じ障害のあるお子さんを持つママと仲良くなりました。同じ境遇でここまで深く話せる人は居なかったので、すごくありがたく嬉しい存在でした。
その時既に下の子も産まれていたので、私は下の子も連れて母子療育園に通っており、そのママ友は、下の子の事もよく可愛がってくれました。

ですが、0歳の時からなんとなく発達が気になっていた下の子の1歳児健診でひっかかる項目が多く、この子にも発達障害があると覚悟しつつ、病院での発達検査の予約を入れ、受診まで半年待つ期間、既に上の子がいることで、頼る場所や人も分かっているのに、頭で分かっていても心が追いつかないような思いでした。

夫には不安を吐露して受け止めてもらっていましたが、この友人にも話を聞いて欲しくて、でも内容が内容なので、相手の心の負担にならないように、なるべく軽く「実は下の子にも発達障害があるかもしれなくて」と伝えました。
するとその子は、「子ども2人とも障害児なんて大変じゃん」と言いました。

確かにそれはその通りだし、その子自身に悪気がないのも分かっているのですが、その時の私はショックで、その日を境にもうこれ以上話す気にもなれず、少しずつ私の方から連絡も控えるようになり、今では連絡も取っていません。

私の落ち度としては、自分自身がとても不安定な心の時に、そのままの気持ちを相手に伝えてしまったこと、てっきり受け止めて貰えると思い期待していた所です。

今はもうそのママの事は何とも思っていないし、言われた言葉についても「まぁ知らない人からしたらそりゃそうだよな」くらいには捉えられています。

なのに、何年も経っているのにふとした時に思い出すことがあります。
思い出す度に「あの頃はあのママもいっぱいいっぱいだったから」「私も、ちゃんと自分の中で消化しきれてないことを人に話さないようにしよう」と結論に至りますが、まだ思い出すということは、どこか自分の中で心のしこりのような、本当はその人に分かって欲しかったという気持ちがあるのかなとも考えます。

かといってその人に自分から連絡することもないのですが、こうした「理解して欲しかった人に理解されなかった」気持ちを浄化するには、どんな風に心理的整理をすれば治まるのでしょうか。

あおいさんのご助言を頂きたいです。

寒くなってきましたので、お体ご自愛くださいませ。



ふるさと納税



人を本当に傷つけるのは
悪意のある言葉よりも
悪気のない言葉だったりします

それは、言葉の裏に『理解してもらえる』と信じた気持ちがあるから
信頼していたからこそ、その無神経な一言が深く刺さってしまうんです

今回のケースで言えば、そのお友達はきっと『理解をする準備』まではできていたんです
ただ、言葉の選び方を間違えてしまった
それは相手の未熟さであり、悪意ではありません

でも、『理解したい』という気持ちと、『理解するための語彙』が揃っていなかった
そこに生まれたのが、あなたの心の“しこり”なんです

人は、理解してもらえなかった悲しみよりも
理解しようとしてくれなかった寂しさに傷つきます
だから、あなたの痛みの本質は『分かってほしかったのに』という気持ちにあります

たとえその出来事をもう乗り越えていても
『分かってほしかったのに分かってもらえなかった過去』は
ときどき顔を出してしまうんです
それは未練ではなく、心があなたに優しくなりたいというサイン
もうあの頃の自分を労わってあげてもいいという合図なんです

『あの人に理解してもらえなかった』という視点ではなく
『理解を求めた自分が、それだけ誰かとつながりたかった』と見つめ直すことです

その瞬間のあなたは、ちゃんと人を信じていた
だからこそ傷ついた
その信じる力は、痛みを生んだ原因であると同時に
あなたの優しさの証明でもあります

傷ついた出来事を思い出すことは
過去を引きずっているのではなく
自分の中の優しさを再確認している行為でもあります

だからもう、その思い出を消そうとしなくて大丈夫
それは、誰かを信じたあなたの記録であり
今のあなたを支える優しさの根っこなのです

言葉を間違えた人を許すことではなく
あの時、ちゃんと人を信じられた自分を誇ってください

それが本当の意味での“浄化”ですからね


以上
DJあおいでした



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