こんばんはDJあおいです
読者さんからこんな相談をいただきましたよ
お悩み
あおいさんこんにちは
いつもあおいさんの文章を読んではたくさんの気づきをいただいています。ありがとうございます。
以前、あおいさんが、お腹の中に10ヶ月子どもを抱えていた女と違って、男は子どもが生まれてから父親になるまでに時間がかかる、というような話をされていましたよね。
まさに、それを実感しています。今、ゼロ歳児の娘がいますが、夫には父親としての愛情を全く感じられません。
少しでも愛情を持ってもらいたくて、ミルクや入浴の手伝いなど子どもと触れ合うことを頼んでも、やらない。またはスマホ片手に渋々。
哺乳瓶を咥えさせてもスマホを見ていて、娘を見てません。それを危ないので注意すればキレます。
こんな男をどう思いますか?
子どもが生まれてもゲームやスマホに夢中で、夫婦の会話を呼びかけても応じない。しつこく言うと不機嫌になって自分の部屋に鍵をかけて閉じこもってしまう。
決して高圧的に言っているのではなく、子どものためにこれから二人でどうするか話し合いたいと、私としてはできるだけ優しく下手に出ています。
あおいさんの過去の記事からもコミュニケーションが大事なことは痛感してます。なので、どういう気持ちなのか本音を聞かせてほしいという思いで話し合おうとしていますが、その話し合いの時間もくれません。仕事が忙しいのもあるのかもしれませんが、家ではゲームやスマホばかりで、すぐ部屋に入って、会話もほとんどないです。
子育てについては「ひとりで育てたらいいじゃん」と言う感じです。
こういう男もいつか娘が「パパ」とかしゃべったりするようになったら、父親として愛情を持ってくれるのでしょうか?
娘がもの心ついて来たときに、父親と母親がこんな関係では、娘に悪い影響があるのでは?と、離婚という文字も頭から離れません。
実際問題としてゼロ歳児を抱えてのシンママ生活が厳しいことはわかっていますが、育休が終わったら仕事に復帰してがんばろうと思っています。いろいろな公的支援も受けられると思います。
でもやはり、母子家庭の方が娘がかわいそうでしょうか。
ぐるぐる考えているので、あおいさんのご意見がいただけると幸いです。

男性は『生まれる前から親になる』という体験をしないため
子どもへの愛情や責任感が『実感』として結びつくまで時間がかかることが多いです
特に赤ちゃん期は、母親との関係が密すぎて、父親が入り込む余地が見つけにくい
どう関わればいいのかがわからず、結果的に逃避行動(スマホやゲーム)に向かってしまう男性も少なくありません
夫の態度は傍から見れば『無責任』に映りますが
内側には『父親として何もできない無力感や自分が否定される不安』が潜んでいる可能性もあります
実際、『危ないからやめて』と注意された時にキレるのも
『また自分がダメだと言われた』という過敏な防衛反応である場合があります
(もちろん暴言や暴力を許していいわけではありませんが)
あなたは誠実に、優しく、下手に出てコミュニケーションを取ろうとしています
でも彼の側がその土俵に乗らない限り、話し合いはあなたの努力だけが増える構造になってしまいます
結果、あなたは疲弊し、彼はますます引きこもる。
これは典型的な片側努力型コミュニケーションの悪循環です
あなたの怒りも悲しみも当然です
赤ちゃんが泣けば夜中でも起き、日々自分の身体も心も削られるなか
せめて一緒に向き合ってほしいと願うのは当然のこと
それなのに目の前でスマホをいじられたら
『私たち親子の存在は何なんだろう』と虚しくなるのは当たり前です
それでも
『愛情を持ってもらおう』とあなたが努力している姿勢には、母親としての強さと人間としての誠実さがにじんでいます
あなたが間違っていることはひとつもありません
『今すぐ父親らしくなれ』を期待しすぎない
これは皮肉でも諦めでもなく
『いまの彼はまだ父親になれていない』という現実を見極めたうえで
自分と子どもの安全・安定を最優先に考える時期だと思います
父親として成長するかどうかは、彼自身の内的変化が起こらなければ無理です
実際にシングルマザーとして生きる決断を今すぐ下さなくても
『彼に頼らずとも回る仕組み』をつくっておくことはあなたの防衛になります
それは『離婚の準備』ではなく『自立の準備』です
そのうえで、彼が関わりたくなった時に『受け入れる余地』が残せれば、それで十分です
父親が家庭内で不機嫌・無関心という環境は
『父親がいるのにいない』という 情緒的欠落型の家庭になります
これは、実際には『いない父親』よりも子に悪影響を与えるケースもあります
ですから『父親がいたほうがかわいそうでない』とは限らないのです
大切なのは、どんな環境でも、母子が安心して暮らせることです
あなたが感じている反芻思考は、実は母親として冷静に判断しようとしている証です
感情的にならず、現実を見据え、未来を想定している
その思考力があれば、どんな選択をしてもきっと大丈夫です
夫が変わることを期待するのではなく、
『自分と娘をどう守るか』から発想する
そこから、次に何をすべきかが少しずつ見えてくると思いますよ
以上
DJあおいでした
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