こんばんはDJあおいです
読者さんからこんな相談をいただきましたよ
お悩み
母との向きあい方が分からず、悩んでいます。
昨年出産し、それ以降、ふと自分自身が育った家庭環境や親子関係(特に母との関係)を振り替えることが多くなりました。
私は、共働きで帰宅の遅い両親と、兄、弟の五人で幼少期を過ごしました。
母は、帰宅すると大抵機嫌が悪く、大きなため息をついたり、物音が大きくなったり、明らかに不機嫌な態度をとることがありました。そうなってしまうことが怖く、私はいつも母の機嫌をうかがって、お手伝いをしたり、明るく振る舞ったり、していたと思います。
今思えば、仕事が忙しい上に、家に帰っても、家事に協力的ではない父、年頃で反抗期の兄、甘えん坊でまだまだわがまま盛りな弟、と母自身も休まる時がなかったのだと思います。
そして、その愚痴の聞き役はいつも私でした。
私が就職して家をでて、母と離れて過ごすようになったとき、「私と母は時々会うこのくらいの距離感がちょうどよい」と思うようになりました。それ以降、実家には月に一度顔を出す程度の距離を保っています。
昨年、母は仕事を定年退職しました。
それもあってか、子どもが産まれてからは、毎週のように母が家へやってきます。(実家との距離は車で40分くらい)
子どもを可愛がってくれているのは嬉しいですし、私の子育てについても尊重して見守ってくれていると思います。
ただ、最近は母の「来週はいつ行ったらいい?」という連絡に、鬱陶しいような気持ちになるのです。
周りの子育てをしているお母さんたちの中には、「毎日実家に行っている」「母がよく手伝いに来てくれて助かっている」という話を聞くこともあります。
口うるさくなにか言われるわけでもない、昔のように不機嫌な態度をとられるわけでもない、のにどうしてこんなにも母を拒否してしまうのでしょうか。母に申し訳なく、このような気持ちになってしまうことが、悲しいです。
少し余談になりますが、昔のことを思い出すとき、母の笑っている顔や母との楽しかった思い出が一つも出てきません。その事
がショックで悲しくて、虚しいです。
私はこれからどのようにこの気持ちと向き合い、母と向き合っていけばよいのでしょうか?

相談者様は、お母さんの感情の受け皿として長い年月を過ごしてきたようです
母が不機嫌になる → 子ども(相談者様)は空気を読み、機嫌を取る
この繰り返しの中で、『母の機嫌=家庭の安定』と学習してしまった
つまり安心を得るために『自分を抑えて相手をケアする』ことを習慣化してしまったんですね
しかしこれは、子ども側からすれば『支配的な絆』に近い
愛情ではあるけれど、安心ではなく緊張でつながっていた関係
だから今、大人になって距離を置いても、母が近づくと身体が覚えている『あの緊張感』が蘇ってくるのではないでしょうか
『三つ子の魂百まで』という言葉が示すように
確かに、幼少期に身についた『感情の扱い方』『人との距離感』は、簡単には消えません
でも、『変えられない』という意味ではありません
正確に言えば
三つ子の魂は自動反応として残るけれど、意識で上書きすることはできる
つまり、『母に対して不快感が出る=まだ母との関係が未整理なサイン』なのです
『嫌悪』は悪ではなく、『境界を取り戻そうとする防衛反応』でもあるわけですね
今の母は、孫を可愛がり
娘の子育てを尊重してくれている
でも、心の中ではまだ『昔の母の影』に反応している
同じ人のようでいて、実はもう違う人なのです
母との関係をやり直す第一歩は
今の母を、昔の母とは別の人物として再定義すること
それは、過去をなかったことにするという意味ではなく
『時が流れた』という現実を受け入れる作業でもあります
母に対して『嫌だな』と思うのは
あなたが冷たいからではありません
むしろ、自分と母との境界を取り戻そうとする
健全な反応なのです
他人が『うちは毎日実家行ってるよ』と言っても
それはその人の距離感
あなたにはあなたのペースがあっていい
『月に一度がちょうどいい』と思うなら
それがいまの最適解です
母の笑顔を思い出せない
そのことに胸が痛む人もいるでしょう
でも、それは『愛されなかった証拠』ではありません
母もまた、余裕をなくしていただけなのです
あなたが今、我が子に笑顔で接したいと思っているなら
それこそが、母との歴史を上書きしている瞬間です
たしかに、子どものころに刻まれた感情の記憶は消えません
けれど、それを永遠の宿命にしてしまう必要はありません
三つ子の記憶は残るけど
三つ子の役割はもう終わらせていい
母に『優しい子』でいようとし続けたあなたは
もう十分にがんばりました
これからは、『優しくするかどうか』を自分で選べる大人として
新しい母娘関係を築いていけばいいのですよ
以上
DJあおいでした
お知らせです
ブログ用Q&Aの相談窓口となるメールアドレスはこちらです
djaoi.otewohaishaku@gmail.com
お気軽にメールしてくださいね
お仕事の依頼はこちらまで
mrnmtzk3159@gmail.com

カテゴリ:
Q&A
タウンワークマガジンさんで連載中
夜リラタイムさんでコラムやってます
noteはじめました







