こんばんはDJあおいです
読者さんからこんな相談をいただきましたよ
お悩み
こんにちは。
いつも楽しくブログを拝見しております。
洞察力や感受性が高く、人の心の機微を察しすぎてしまいます。
仕事柄、目の解像度を高めて「見えない価値」を見出すことを求められており、日常でも「背景にある理由」や「見えにくい部分の魅力」を常に考え、分析してしまいます。
これは自分の強みだと思う一方で、解像度が上がるほど本来気にしなくてもよいことにまで敏感になってしまい、人との距離感に悩んでいます。
昔から相手の本質や核心をついてしまうところがありましたが。それを反省し、気づいてもあまり言葉にしないよう心掛けています。しかし、無意識に相手の言葉の真意を深読みして不安になったり、トゲのような部分を感じた時には、表向きは普通に接していても(もしかしたらバレているかもしれません)、心の中で「意地悪な人だな」「やっぱり信用できない」と毒づいてしまい、そんな自分にしんどさを覚えています。
相手のネガティブな気持ちを察した瞬間に、どう向き合えばいいのか戸惑うことも多く、さらに相手からも「心を開いていない」と思われているのではないかと感じているため本音で語り合える友達がいなくなってしまいました。
仕事関係の人とはプライベートな話もあまりしないため、楽しく過ごせます。
おそらく仕事上、敬意を持っていい意味で気を遣いあえているのだと思います。
友人となると、距離が近いためか、嫌な自分が頻繁にでてきて会うのが苦しいです。
本来は人と会うことや話すことが大好きなはずなのですが、私みたいなタイプは友達ともある程度仕事関係の人と同じくらいの距離を保つべきだとおもいますか...?

私自身も人と向き合う仕事柄、日々『人を知ろう』と努めていますが
結局のところ人の心って、どれだけ観察しても完全にはわからないんですよね
知れば知るほどわからないし、勉強すればするほどわからないんです
むしろ『わからない』という前提で関わるからこそ
相手に敬意を持てるし、自分も楽になれる部分もあるような気がします
相談者様の場合、友人関係で苦しくなるのは『わかりすぎる』『気づきすぎる』ことが原因ではなく
『わかった気になってしまう自分』に縛られているからかもしれません
仕事の場ではお互いに一定の敬意や役割があるから『わからない部分』が自然に守られている
でも友人だと距離が近くなりすぎて、『全部わかろうとしてしまう→ネガティブに解釈してしまう』という悪循環になっているのだと思います
ですので『距離を保つ』というよりも
わからなくていい部分をあえて残す意識を持つことが答えになるかもしれません
人の本心を全部見抜こうとせず(無理ですから)
わからないところがあって当然と思うだけで、だいぶ気持ちは楽になるはずです
むしろ『わからないからこそ一緒にいて楽しい』という関係性を友達の中にも見つけていけると
相談者様にとっても救いになるのではないでしょうか
以上
DJあおいでした
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