こんばんはDJあおいです
読者さんからこんな相談をいただきましたよ
お悩み
DJあおいさんこんにちは。
相談です。
30代になり、結婚して4年が経ちました。
私は元々関西出身で、大学進学を機に上京、その後北関東出身の夫と結婚。
現在は夫の地元近くに家を購入して住んでいます。
私には実家がありません。
両親は離婚しています。母は実家(私から見た祖父母の家)に住んでいて、父とは絶縁状態でどこにいるかも知りません。
北関東に住み始めてから、文化やコミュニケーションの違いに色々苦労しました。
それでも自分なりに周囲に馴染むよう努力してきました。
最近ふと関西が恋しくなります。
地元の景色、文化、お店、コミュニケーション、ローカル番組…
関西のコミュニティに戻りたくなります。
もう10年は生まれ育った町を見ていません。
自分が根無し草のような寂しい気持ちになります。
こういう気持ちはどう解消すればいいのでしょうか。

ある程度の年齢になると
過去を思い出してノスタルジックになることはよくあることです
何が懐かしいかって、若かった自分が懐かしいんですよね
『自分にもこんな若い頃があったんだな』と記憶の中で再確認をして
過去の若かった自分と、今の大人になった自分を重ね
自分のルーツを辿り、今の自分の成長具合を確かめる
それが『ノスタルジー』なんですよ
具体的には12歳くらいから22歳くらいまでの人格形成期の出来事などを人は思い出し
時折ノスタルジーの材料にするそうです
だから人格形成期と呼ばれる若い頃に聴いた音楽は
時折ノスタルジックになるために、一生聴き続ける音楽になったり
友達と思い出話に花を咲かせるときは、いつも人格形成期の頃の話題だったりするんです
長らく『大人』をやっていると日々の喧騒に飲み込まれて
自分がどうやってここまで来たのか、どんな道筋で大人になったのか
そんなことは記憶の奥底に追いやられてしまうんですよね
過去に浸っている暇なんてないし、いつも明日のこと、もしくは来週のこと、もっと言えば10年後20年後のことを考えて、その未来のために今という時間を投資し続ける
それは決して悪いことではないのですが、それだけだと疲れちゃうんですよね
いつまでたっても今という時間を犠牲にして未来に投資するだけで
今の自分が未来の奴隷になっているような気がして、いたたまれなくなってしまうんです
そこで『ノスタルジー』の出番になります
思い出の宝庫を開けて、若かった自分を引っ張り出し、その若かった自分と今の自分を比べて
『自分はちゃんと大人になっているんだな』と現在地を確認して安心するわけです
そして人生の意味を見つけたり
自己評価を高めたりして
再び未来に挑む戦いに戻るというわけですね
ノスタルジーに浸ることは精神的に自分を再起動させるようなことであり
それは決して悪いことではないのですよ
ちょっとした人生の休憩だと思って
たまには故郷に帰ってみてください
以上
DJあおいでした
お知らせです
ブログ用Q&Aの相談窓口となるメールアドレスはこちらです
djaoi.otewohaishaku@gmail.com
お気軽にメールしてくださいね
お仕事の依頼はこちらまで
mrnmtzk3159@gmail.com

カテゴリ:
Q&A
タウンワークマガジンさんで連載中
夜リラタイムさんでコラムやってます
noteはじめました







