こんばんはDJあおいです

読者さんからこんな相談をいただきましたよ







お悩み

DJあおいさん、こんにちは。二十代半ばの女です。

最近知り合った同い年の女性から「同い年とか信じられない〜!絶対年上だと思った〜!」と事あるごとに言われており、地味にグサグサ刺さって辛いです。

彼女は童顔で、飲み会などでは、大学生みたいなノリで大はしゃぎするタイプなので、年下に見られることが多いようです。

一方私は、老け顔・高身長・大人しい性格なので、学生時代から年上に見られることが多かったです(大人っぽい〜とか)。
学生時代は何とも思っていませんでしたが、最近は「それって老けてるってこと?」「とうとう見た目の年齢を気にするようになったか…私…」と絶望してます。

特に、いろんな年代の人がいる場で「えっ?!もっと若いと思った〜!」と多くの人が言われている中、私だけ「年上だと思った〜!」と言われるのは辛いです。

彼女は裏表がない性格なので、思ったことを率直に(ある意味、遠慮なく)言っているのだと思います(※意地悪な人ではないです)。
だからこそ、素直な感想として受け取って、何か改善できないのかなと思っています。

何かアドバイスもらえないでしょうか?



オーディブル



『幼さ』とは未成熟な様であり、そこには未成熟ゆえの『可愛らしさ』が存在します
乳幼児や子犬子猫が無条件に可愛らしいのは、幼さゆえの可愛らしさが山盛りだからですね

対して『若さ』とは、未成熟ゆえの『可愛らしさ』ではなく、成熟した『美しさ』になります
容姿や肌艶の問題ではなく、命の成熟度合いの問題
今がまさに人生のピークのような、生命力がはつらつとしている様を『若さ』と言い
それは年齢や外見に左右されるものではなく
幾つで何者であろうと生命力が漲っている人は若く美しいものです

そういう意味で言えば、幾つになっても若さを保つことが人生の命題になるべきなのですが
どういうわけなのか、若さゆえの美しさよりも、幼さゆえの可愛らしさがもてはやされたりするんですよね
『カワイイは正義』なんて言葉に代表されるように
美しさではなく可愛らしさにスポットが当たってしまうんです

そうなるともう、承認欲求が強めの人は可愛らしくあろうとするあまりに、幼さに特化した生き方になってしまうじゃないですか
本当はもっともっと経験値を積み重ねて成熟していかなければならないのに
いつまでもいつまでも可愛らしさにしがみつき
見た目は大人、中身は子供になってしまうじゃないですか
そうやって可愛らしさに固執するあまりに大人になる機会を失い
可愛らしさの代償として幼さが抜けなくなってしまうんです

本来は可愛らしさなんて誰もが持っているもので
わざわざ目指すものでもないんです
ご存じの通り個々の人間なんて欠陥だらけのポンコツがデフォルトですから
どこかしらが未成熟であり、そこが可愛らしくもあるものなのです

可愛らしさは努力で身につけるものではなく、ついついうっかりと出てしまうもの
努力で身につけるのは『美しさ』という名の若さです
可愛らしさではなく、もっともっと美しさに憧れを抱いて命の精進をしてください
そしてどうか『カッコいい大人』になってください

以上
DJあおいでした



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