こんばんはDJあおいです
読者さんからこんな相談をいただきましたよ
お悩み
DJあおい様
学生の頃からずっとブログを拝読させて
頂いております。
他の質問者様のお便りをみて
自分にも当てはまることがないだろうか？と
考えながらあおい様の言葉を
拝読することが日課になっています。
私は28歳女性です。
つい最近長年付き合った彼と入籍しました。
新居への引越しの際に断捨離をしたのですが
一つだけ手放すのが惜しいものがあります。
私の両親は幼い頃に離婚をしていて
その時は一軒家に住んでいたのですが
当時私が気に入っていた2人掛けのソファを
手放す決心ができないのです。
当時小学四年生頃
離婚の際に母親について行きましたが
私は本当は離婚も当時住んでいた一軒家を
出なくては行けないのが嫌でした。
なぜなら一軒家がすごく気に入っていたのと
父親が可哀想に思えたからです。
なので父親についていくと母親に言いましたが
泣き落としされる形で母親についていくことに
なりましたが、そこにはもう新しい父親がいました。（母親の彼氏です）
アパートへ引っ越しする際に
ソファも持っていく約束でついて行きました。
一軒家と比べると手狭なアパートに
2人掛けのソファは浮いて見えました。
月日が経ち、今の旦那と付き合い
同棲することになり同棲用のアパートへ
引っ越しましたが
やはりそのソファも捨てられず
同棲先に持って行きました。
現在、同棲先のアパートから
新築の一軒家に引越し中ですが
例のソファを持っていくか悩んでいます。
本当の父親とは10年くらい連絡をとっていなかったのですがつい先日勇気をだして
LINEをしました（入籍の報告をしたくてです）
結果は仕事が忙しくラインの返事はできない
（本当かどうかは全く分かりませんが）と
返信があったので入籍したことは
報告できておりません。
母親には報告しましたがそっけない返事でした。
私がいくら家族の思い出と思って
あの古びたソファを大切にしていても
当の私はラインの返事ももらえず
何をそんなに大事にしているんだろう？と
悲しい気持ちになります。
旦那は新居に持って来ればいいよと
言ってくれますが
過去を清算したくて捨てたい気持ちと
捨てる時の光景をイメージするだけで
涙が出そうになります。
私はソファに執着してるのか
もう今は形のない自分の両親が揃っていた時に
執着してるのかもはや自分では分かりません。
でも自分は新しく家庭を持つことが
できたんだから区切りをつけなきゃとも
思って苦しいです。
取り止めのない文章、長文乱文で
読みづらく申し訳ありません。
誰にも相談できず、あおい様に
相談させて頂いた次第です。
よろしければお返事いただけたら
嬉しいです。
だんだんと涼しくなって参りましたので
お身体冷やさぬようご自愛ください。
これからもずっとずっと応援しております。
・何かを手放せないこと自体が苦痛の原因になっている状態
・現実よりも『持っていないと不安』や『なくなると自分の価値が下がる』といった感覚が中心
・過去の記憶や感情ではなく、ものそのものや保持することへの感覚の強さ
これが『執着』です
・対象との感情的なつながり、思い出や安心感に基づく感情
・持っていること自体が幸せや安心感につながる
・過去の経験や人との関係性と深く結びついている
これが『愛着』です
私も物持ちが良い性質で
相棒のPCはもう10年以上使っています
スマホも基本壊れるまで使います
服や鞄も普遍的なデザインを好み、これ等も10年以上のお付き合いです
ボールペンは芯を変えながら20年近く同じものを使っています
そして相談者様と同じようにソファも大事に長年使っていますよ
それ等はもうただの『物』ではなく
ひとつひとつに物語がある一冊の本のようなものなんですよね
もちろんメンテナンスは大変ですが、『捨てる』という選択肢はないです
機能的にお亡くなりになったら葬儀を執り行いお墓も建ててあげたいくらい
全部が大切な物語たちです
そういった愛着のある物たちに囲まれているとこの上なく落ち着くんですよね
イヤなことがあっても愛着のあるものたちが『まぁまぁ』と宥めてくれる感じ
もう自分の人格を形成する一部になっているので
『捨てる』となったら自分の人格の一部がもぎ取られるように痛いでしょうね
相談者様のソファにもきっといろんな物語が詰まっているのでしょうね
それは執着ではなく、あなたの人格を形成する大切な愛着ですよ
無理して捨てる必要はありません
むしろこれからも、そのソファが天寿を全うするまで大切に使ってあげてください
以上
DJあおいでした
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