こんばんはDJあおいです
読者さんからこんな相談をいただきましたよ
お悩み
はじめまして。あおいさんを知ってから早10年が経ち、自分1人では乗り越えられなかっただろう問題もあおいさんの記事をつぎはぎ参考にし、自分の背中をたくさん押してもらってました。ありがとうございました。
わたしも自分のことを相談させてください。
今年の3月に3歳年下の男性と結婚しました。彼はもともと弟や妹の友達で、私が転職して会社の同僚となり、自分の弟妹や両親も顔見知りなことから親近感もすぐに湧き、付き合ってから結婚までもとんとんと、一年も立たないでゴールインしました。私と彼の関係の最初の大きなつまずきは「タバコ」でした。私は付き合う前から「タバコを吸う人とは一緒になれない」と伝えていて、交際前も結婚前もその点は何度も確認してきました。実際付き合う前からタバコをやめてくれてたし、理解したうえで結婚に進んだとも思っていました。けれど結婚後になって彼は「結婚したらタバコは許されると思っていた。周りもそうだったから自分も大丈夫だと思った」と言ったのです。私にとっては最大の裏切りでしたが、彼にとっては「会社の付き合い」「ストレス発散」「自分らしくいられる道具」として必要なものだったようです。
私は本当にタバコが大嫌いで、癇癪を起こすほど受け入れられないのに、それでも「会社の付き合いでだけなら」と譲歩しました。しかし彼は吸えるようになると、タバコを目につく場所に置いたり、家の中でも吸おうとしたり、私への配慮がない行動が多々見られました。だんだんに「私は大切にされていないな〜」と感じ、不信感が積み重なっていきました。
タバコ以外にも今後の将来のことなど私が思いを伝えると、彼からは「プレッシャーだ」「重い」と言われ、挙げ句「俺じゃない人と一緒になった方が幸せだと思うよ」と突き放されるようになりました。夫婦として当たり前に話し合いたいだけなのに、彼にとっては「責められている」としか受け取られず、話し合いはいつも平行線のままでした。
そして2ヶ月前くらいに彼の口から「離婚」という言葉が出ました。本人も「その言葉を出した時点で気持ちが切れた」と言い、そこから彼の態度がもっと冷めていきました。私は再構築を望んで気持ちを伝え続けましたが、彼には「もう頑張れないし、支えようとも思わない」とはっきり言われました。
SNSやチャットGPTを酷使していく中で彼が「回避型」なのではないかな〜と推測し、追いかけるのをやめて私自身も自分を大切にすることを意識して生活もしてきました。そのうえで、話し合いをして「年末まで様子を見よう」「一緒にいる間は傷つけ合わないようにしよう」という約束もし、少し希望を感じられる瞬間もありました。
けれど最近になって彼は「年末までやっぱり気持ちが持たない。10月には実家に戻る」と言い出しました。そして今日ついに「離婚届どうする?」と聞かれました。私はとっさに「離婚したい側が持ってくるんだと思うよ」と返信しましたが、そな返信が正しかったのか間違っていたのか、自分でもわかりません。
「離婚した方が幸せかもしれない」と思う自分と、「まだ手放したくない」と思う自分の間で揺れています。プライドなのか執着なのか、自分でも整理できていません。好きという気持ちだけで10年20年続けていく自信はないのに、それでも続けたい気持ちがまだ残っています。
不思議なのは、そんな状況の中でも私たちは一緒に料理をしたりご飯を食べたり、同じベッドで寝たりしていることです。離婚を口にする人の行動とは思えず、余計に混乱しています。もし本当に離婚届を持ってこられても、私はすぐにサインせず、少し冷静に考えた方がいいのではないかと悩んでいます。
長くなりましたが、読んでくれてありがとうございました。お目に止まると幸いです。

会社の付き合いのため、ストレス発散のため、自分らしくいられる道具
そんな理由でタバコを吸っている人なんてまずいませんよ
そのほとんどはただの『依存』ですからね
禁煙ってなかなか難しいらしいですよ
これは単なる意志の問題ではなく、ニコチン依存症という病理が関わっているためです
タバコのニコチンは脳の報酬系(快楽・安心感に関わる部分)に強く作用します
繰り返し摂取すると、脳がニコチンの存在を前提に神経回路を変化させ『吸わないと落ち着かない』という状態が形成されるため
意志だけでやめるのは、脳の物理的な習慣に逆らう行為に近くなるため非常に困難なのだそうです
離脱症状も、イライラや集中力低下、頭痛、不眠などが起こるケースもあるらしく
本人が『やめたい』と思っても、簡単にはやめられないようになっちゃっているんですよ
喫煙者の多くは何度も失敗しながらやっと禁煙に成功することが多いそうです
成功率は薬物療法や禁煙補助具を使っても初回で成功する人は稀なんですね
相談者様の夫くんも、本人の努力だけで吸わないようにするのは非常に困難な状態にある可能性があります
感情論でピキピキするよりも、依存状態を前提にして取り組むのが現実的なんじゃないですかね
禁煙外来の利用が最適解かと思いますよ
『タバコが嫌い』という気持ちはわからなくはないですが
だからといって理解を放棄するのは違うんじゃないですかね?
夫くんもおそらくは『辞められるものなら辞めたい』という気持ちは少なからずあるはず
そこをシルキータッチで愛撫してあげるところから始めた方がいいと思いますよ
『約束を破った人』ではなく『病気の人』として捉えてあげてください
以上
DJあおいでした
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