こんばんはDJあおいです
読者さんからこんな相談をいただきましたよ
お悩み
もうとっくに大人なのに、子供のときに親から言われ続けた言葉から逃れられずつらいです。
私の母親は所謂教育ママで、子供のテストの点数が悪いとヒステリックに暴力的な言動をしたり、名前ではなく点数で子供を呼んだりするような人でした(例:テストが50点なら「おい、50点」と呼ぶ)。
兄妹同士で常にテストの出来具合を比較され、お兄ちゃんはこんな悪い点数取ったことないのに、お兄ちゃんと違ってお前は出来が悪すぎる等々母親の発言を思い出したくないのに大人になっても思い出してしまいます。
また、仕事などでうまく行かないことがあると、やはり母の言う通り私は何をやってもダメな人間なんだと考えしにたくなり自傷行為をしてしまいます。
まとまりのない文で申し訳ありませんが、母親の呪縛から逃れる方法を教えていただけたら幸いです

常に『点数』で呼ばれたり比較されたりすると、失敗が恥に結びつき
『失敗は自分の価値がないこと』を意味するようになります
結果として挑戦を避け、学ぶ過程で必要な『試行錯誤』ができなくなります
失敗を『自分の能力のせい』と繰り返し言われると
『どうせ自分はダメだ』と考え、努力を続けにくくなります
これが自己肯定感の低下→学習意欲低下につながります
親からの攻撃的・暴力的な対応は慢性的なストレスを生み
ストレスホルモンの影響で集中力や記憶が落ち、学習効率が低下します
これも成績が上がらない原因になります
長年の『恥』の刷り込みは、対人関係や自己評価に深く影響し、うつや自傷行為のリスクを高めます
相談文にある『うまく行かないと自分はダメだと思う→自傷』という流れはある意味必然です
その育て方の下で育てられたら、『失敗=自分の価値がない』と感じてしまうのは当然の反応
成績が上がらなかったのは『あなた個人の問題』ではなく育てられ方の影響です
あなたは何も罪を犯していません
よって自責する必要もありません
悔い改めるべきはあなたの母親なんですよ
無償の愛は親が子どもに捧げるものではなく
子どもが親に捧げるものです
産まれたばかりの子どもは
どんな親であろうと無償で愛してくれます
だから親はその無償の愛情に応える義務があるのです
しかし、あなたの母親はその無償の愛情を踏み躙った
これは鬼畜の所業です
成績が上がらなかったのが辛いわけではなかったんですよね
比べられたことが悔しかったわけでもないんですよね
ただ、正当に愛してくれなかったことが悲しかったんですよね
母親の歪んだ言葉や態度があなたの価値を決めるものではありません
これからの人生で出会う人たち、そして何よりも自分自身との関わりの中で
あなたはその『本来受け取るべき愛情』を取り戻すことができます。
母親の声ではなく、自分自身を信じる声を少しずつ育てていくこと
それこそが、あなたを呪縛から解き放ち、本当の意味で自由にしてくれるのですよ
以上
DJあおいでした
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