こんばんはDJあおいです
読者さんからこんな相談をいただきましたよ
お悩み
あおい先生、こんばんは。
ご相談したいのは、距離感についてです。
簡単に、前置きを説明させてください。
・建築関係の職場で1年半ほど勤務
・20代後半〜30代前半の同世代の男性10名ほど
・女性はわたし1人のみ
それでは、本題です。
以前、この会社に入社して1年ほど経った頃「名前を呼ばれるだけで嬉しい」(名字+さん付けで呼んでおりました)と、飲み会で先輩に言われました。
「あなたさえ良ければ」と誘われもしましたが、こちらに好意は一切ない、そもそもお相手が妻子持ちということもあり、心底軽蔑し、はっきりお断りしました。
その後も2回歓送迎会があり、その際にも誘われたので、むしろ軽蔑していることも伝えたのですが、反省する様子はみられませんでした。
元々1回目に誘われた時から10ヶ月の育休を取得する予定だったので、現在一緒には仕事はしておりませんが、
飲み会以外で私的な会話はない、私的な会話と言っても先輩のご家族のお話を中心に聞くことが多く、私用の連絡先も交換していなかったのに、なぜこのような感情に発展してしまうのかわかりません。
なにより、自分自身が軽視されていたことが、なんとも言えない気持ちになります。
もともと愛想がいいと言ってもらえることが多かったのですが、以上のことがあってから、相手に好意があると勘違いされても嫌なので、仕事に支障がでない程度にフラットに接するようになりました。
しかし、理由は違えど、はっきり断っているのにも関わらず、しつこく誘われることが多いように感じます。(この件は、下心はなく、みんなで飲みに行きたいという気持ちのみだと感じております。)
一度断られたら、「また今度だね」となるのが通常の流れのような気がするのですが、NOをNOだと捉えられない男性が多いような気がします。
断るのもエネルギーを使うので、辟易としております。
支離滅裂な文章で申し訳ありませんが、今後、わたしはどのように立ち回ったらよいか、ご教授いただけますと幸いです。

古の経典には『イヤよイヤよも好きのうち』という言葉があります
誰が言ったか知りませんが、これを言ったやつは相当ヤバいやつです
『NOをNOと認識しない』心理は
ストーカーや性加害に至る加害者の特徴と同じですからね
拒絶を『冗談』や『試されている』と解釈する(押すなよ!押すなよ!と聞こえるらしいっす)
相手の社交辞令や愛想を『自分への好意』と誤認する
相手の意思を軽んじ、自分の欲望や都合を優先する
といった認知の歪みです
相談者様のケースも、まさに『拒絶を拒絶と理解できない』という点で
こうした加害者の思考パターンと構造が似ています
犯罪行為に至らなくても、根底には同じ種類の危うさが潜んでいると思ってください
相談者様は『軽蔑している』とまで伝えていますが、相手は変わらなかった
これは『感情が届かないタイプ』の典型です
こうした人物は共感性の乏しさや境界線の感覚の欠如を持つことが多いとされます
つまり『あなたの意を汲む』という回路がそもそも欠けているため
どれほど強く感情を表現しても、相手の行動を止める効果は期待できません
このような相手に有効なのは、心理的訴えではなく、ルール・制度・外部の力です
犯罪心理学的にも、加害を未然に防ぐためには『社会的制裁』や『環境調整』が欠かせないとされています
今後の立ち回りとしては
一貫した態度で『仕事以外ではご一緒しません』と毎回同じ言葉で返す
上司や総務に『繰り返し誘われて困っている』と事実ベースで報告し、第三者を巻き込む
職場の飲み会などは義務的に出席しない
これらはすべて『相手にわからせる』ためではなく、『自分を守る』ための戦略です
今回の先輩の行動は『境界線を踏み越える危険性を持つタイプ』の特徴に合致しています
大げさに聞こえるかもしれませんが、『NOが通じない相手』に対しては
感情を使わず、ルール・記録・第三者を活用するしかありません
犯罪までは至らないものの、こうした思考パターンを持つ犯罪者予備軍みたいな人は思っている以上にたくさんいますからね
大事に至らないためにも、何卒外部の力を頼ってください
以上
DJあおいでした
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