こんばんはDJあおいです

読者さんからこんな相談をいただきましたよ







お悩み

あおい様
いつも拝見させていただいております。
学生の頃からあおい様の言葉を指針に生きてきた27歳です。

フラれても尚1年以上片思いしてる人がいるのですが
この感情が恋愛感情ではないんじゃないかと最近思い始めてます。
彼はとても優秀で仕事ができて、優しくて、彼のようになりたいと思っていたこともありました。

ただ彼が出世したり活躍すると少しモヤモヤしたり、他の女の子と話してるとものすごい嫉妬に襲われます。

もしかして本来、彼を見ることで「彼に比べ自分は…」と自己嫌悪に陥る所を、すごいな、かっこいいな、私もそうなりたい、話してる女の子より可愛くなって振り向かせたいってなるべくポジティブに捉えることで自己嫌悪になるのを回避してたのではないかと思い始めています。

ただ、彼以外で、友達で出世したり活躍したり他の女の子と喋ってて嫉妬やモヤモヤした感情になることはありません。

彼の時だけ色んな感情が湧き出るのはやっぱり好きってことなんでしょうか?

ちなみに彼とは友達として普通に仲良くしてます。

季節の変わり目ですのでご自愛ください。
最後まで目を通していただきありがとうございました。



ふるさと納税



まず、相談者さんはフラれたにもかかわらず1年以上も彼に対する特別な感情を抱き続けており
彼の成功や他の女性との関わりに嫉妬やモヤモヤを感じています

このこと自体は恋愛感情の典型的特徴の一つである『独占欲や感情の揺れ』を示しています
が、同時に相談者さんは『彼のようになりたい』『彼と比べて自分は…』という自己評価の揺れを抱えており
その自己嫌悪を回避するために『すごい、かっこいい、私もこうなりたい』とポジティブに解釈しようとしていることが見受けられます
これは投影的同一視や理想自己との比較に近い状態であり
彼を通して自分の理想像や不足感を確認している心理的プロセスが大きく関わっています
平たく言えば『自分がない』ということです

さらに、他の友人や同僚では同様の嫉妬やモヤモヤが生じないことから
彼は相談者さんにとって特別な存在であり、単なる恋愛対象というよりも自己成長や理想自己を投影する象徴的存在になっていることが示唆されます
つまり、相談者さんが抱く感情は『恋愛感情』と『自己評価の揺れに伴う複雑な心理的反応』が混ざったものであり、どちらか一方で単純に割り切ることは難しいですね

総じて言えば、相談者さんの感情は、彼に対する恋愛感情を含みつつも
自己評価や理想自己との比較が入り混じった複雑な心理状態であると解釈できます

対象への依存が長期化している場合
感情の成熟や客観的判断が阻害される傾向があります

恋愛感情としての自然な期間を超えて片思いが続くと
恋愛よりも心理的依存や自己評価の補助としてその感情が働いている可能性が高いです
自己評価の安定や心理的健康のためには
距離を置く・感情を客観視する・他の対象や活動に関心を向けるといった工夫が重要です

要するに、一年以上の片思いは恋愛感情だけでなく心理的依存の色が濃くなっている可能性があり
精神的負担や自己評価への影響を招きやすいということです

『友達として普通に仲良くしている』なんて見え透いた嘘はつかないように
しっかりと赤の他人に戻ってください


以上
DJあおいでした



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