こんばんはDJあおいです

読者さんからこんな相談をいただきましたよ







お悩み

私は先月、10年間寄り添った夫と離婚をしました。5歳の娘と3歳の息子がいます。
今は実家で両親、2人の子供と暮らしながら、仕事に育児に奮闘しております。

離婚原因ですが、夫がアスペルガーでした。
今でこそ、「アスペルガーだから感情の共有ができなさすぎた、私が間違っているのではないかといつも無意識に自分を責めていた、外側の状況(彼が私と結婚した、養ってくれてた)から私を愛してくれてるに違いないと自分を言い聞かせていた」等、自分がどうして今まで辛かったかを言語化出来るのですが、それまではなんでこんなにモヤモヤしているのからず、カサンドラ症候群に陥っていました。

アスペルガーだったから離婚したわけではなく、お互いに工夫してコミュニケーションを取れば、夫婦としてやっていけてたかもしれません。が、私としては、いくら尊敬してても、自分に対して愛情を感じない相手のために料理をしたり家事をしたり、心配したりする事にもう限界でした。夫は子どもではないので、愛情を注ぐのに10年が限界でした。

今は子どもたちと本当に幸せに暮らしています。やれるだけの事をしてだめでしたので、離婚してよかったと思っています。
元夫とも関係は良好で、子どもも会ってますし、子どもの「パパに会いたい」という気持ちが無かったことにならないよう、会いたいときに会わせています。(私が元夫を本当に好きでしたので、子どもたちも大好きです)
子どもも色々感じることがあると思いますが、この選択が子どもたちのためにもベストだったと思います。


私は本気で再婚したいです。自分のためにも、子どものためにも。
元夫とは「感情の共有」が著しくできなかったため、物理的に子どもを一緒に育てていても(お風呂入れたり、ご飯食べたり、遊んだり)、“こんなことができるようになった、すごいね!”“寝顔がかわいいね”“遊んで楽しいね!”等、心の面で一緒に育てている感覚がなく、本当に寂しくて、子供がいなければ離婚はなかったと思うほどです。
ママ友のほうがよっぽと一緒に笑ったり泣いたりして、“なんで一番近い人にわかってもらえないんだろう、寂しい”という気持ちが強かったです。

また、私に対する愛情も“大事だと思ってるから結婚したんだよね?好きじゃなかったらプロポーズしないよね?働かないでいて養ってくれてるから好きなんだよね?”と常に想像でしか感じることができず、辛かったです。


親、兄弟でなく、赤の他人と日常的にあーだこーだ言って子育てしたいです。ママ友ではなく、夫としてそういう人が居てほしいなーと思っています。若い頃は自分が良いなと思う人と付き合っていたかったですが、今は自分をいいなと思ってくれる人が良いなと思っています。


5歳の長女が精神的にかなり大人です。
再婚するとしたら、あと2年以内か子どもたちが成人したらかなと思っています(その時にはめんどくさくなって結婚しないと思いますが…)

同居の両親に話して理解してもらい、協力してもらって、子どもを預かってもらい、出会いの場に行き始めたところです(マッチングアプリで知り合った人と会ったり、婚活パーティーだったり)。


かなり減点方式で男性を見てしまいます。
こうだからダメ。こうだからダメ。
「育った環境が違うんだから、こんなもんだろ」とやってきた婚姻生活の反動か、独身時代に恋愛してた頃と正反対になってます。
元は、こんなとこ素敵だなぁ、いいなぁ〜と思えることのほうが多かった様に感じます。
どうしても10対0で考えてしまう節もあります。
うまくバランスをとる方法というか、考え方というか、アドバイスがあれば教えて欲しいです。

また、体の関係を持ってしまうとすごく好きになってしまい、冷静な判断ができなくなる気がします。(実生活より恋愛にのめり込んでしまいそうで怖いし、子どものことまで考えてくれるかとかまでかんがえられなくなりそうです)
じゃあ体の関係なく付き合って結婚したらいいのでしょうか?そんな人っていますか?書いてて思いましたが、そんな人が現れるまで、自分の内面を磨いたらいいのかな…


こんな私が再婚して、子どもたちも私も幸せになるために助言をおねがいします。
これだけ「感情の共有ができなくて寂しかった」と言っておきながら、感情の共有ができなさそうな人(共感してもらうよりは論理的に話す人)に惹かれてしまい、多分自分にないものにすごく惹かれてしまうんだろな…と思います。


全然まとまってませんが、バッサリおねがいします!!



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元パートナーがASDの場合、感情の共有が得られず疲弊した経験が心に深く残っていることがあります
これは俗にいうカサンドラ症候群の症状で、離婚後も無意識に心の癖として現れます

・相手の欠点ばかり目が行く『減点方式』
長年『感情を共有できない』『愛情がわからない』といった状況で生活してきたため
無意識に相手の欠点を探す癖がついています
『この人、ここがダメだから合わない』
『こういう行動をされたら傷つく』
といった思考が先に立ち、良い部分よりも悪い部分に注目してしまう
これは自己防衛の反応であり、過去に同じ状況で傷ついた経験が根底にあります

・白か黒か、0か100かで判断してしまう二極化思考
元夫との結婚生活では、『本当に愛されているのか?』が常に不安でした
そのため、愛情や信頼をすぐに白黒で判断するクセが残っています
『愛してくれなかったら全てが無意味』
『1回のミスで関係が終わる』
このように極端に考えてしまうのは、感情の不安定さを守ろうとする自己防衛反応ですね

・身体の関係を持つと一気にのめり込み、冷静さを失う
過去に愛情を実感できなかった経験が長く続いたため
少しでも『求められている』と感じると心が急に傾きやすくなります
安心感や承認欲求を一気に満たす反応
元夫との関係で得られなかった愛情の反動
この傾向は『古傷による心理的反応』であり、恋愛初期に冷静な判断を妨げることがあります

カサンドラ症候群の後遺症を抱えた方は
マッチングアプリのような『短期決戦・大量接触型の出会い』では消耗するだけです
構造的に不適合なので、趣味や習い事、地域活動などの場、共通の興味や価値観を通じて少しずつ関係を育てる出会いなど、長期的に信頼関係を築くことのできる場所の方が適しています

カサンドラ症候群の後遺症は、あなたの性格の問題ではありません
過去の経験に基づく反応です

大切なのは、自覚を持ち、客観的に対策を取ること
減点方式や極端思考に気づいたら立ち止まり、身体の関係にのめり込みそうになったら一歩引く
そうした小さな工夫の積み重ねが、再婚への冷静さと判断力を守ります

焦らず、安心できる環境で少しずつ信頼を築くこと
その先には、自分も子どもも心から安心できる幸せな再婚が待っている

のかもしれませんよ


以上
DJあおいでした



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