こんばんはDJあおいです

読者さんからこんな相談をいただきましたよ







お悩み

あおいさんこんばんは
部落差別についてのご相談をさせていただきます

26歳女です
私は過去にその地域の出身かもしれない方とお付き合いしたことがあります
両親にその彼の職業を聞かれ答えたところ、とてつもない剣幕で大反対されました
当時意味がわからなかった私は「なんで?」と聞くと
両親ともに言葉を濁しながら
「外では絶対に言ってはいけないけどその仕事をしてる人は大体◎△$×¥●&%#」というのです
そこで私はこの人たちは差別をしている、と気がつきました

私は「それはしてはいけないことって学校で教わった」と
反論しましたが
「お前は何もわかってない」
「そんなものは綺麗事だ」
「あなたが苦労しないように教えてあげているのに」
などと言われ大喧嘩に発展しました

小学生の時先生が真剣に力強い言葉で
「これは絶対になくさないといけないし、やってはいけないことなんだ」と教えてくれたにも関わらず
両親は酷い差別をしており
「外では絶対にこんなこと言うなよ」と言われているし
誰かを傷つけてしまうかもしれないので誰にも相談できずChatGPTにしか聞けません

私はこんな価値観の両親と縁を切るべきなのか悩んでいます
あおいさんならこんな両親とうまく付き合っていけますか?



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もちろん差別はいけないことなのですが
このケースの場合、差別の前提自体がすでに崩壊しているんですよね

ご両親が信じている『特定の職業』や『特定の地域』が被差別部落と結びついているという考えは
明治以前の士農工商の下に置かれていた古い身分制度に基づいたものであり
現在の社会には全く当てはまりません

つまりご両親は現実とはかけ離れた根拠のない古い情報に縛られている状態ですね

江戸時代は『士農工商』という身分制度がありましたが
その下には『穢多』『非人』と呼ばれる身分が存在しました
彼らは、人間としての基本的な権利を制限され、社会的に最も低い位置に置かれていました
それが明治以降に『被差別部落』と呼ばれるようになったわけですね
しかし明治時代に身分制度が廃止され、職業選択の自由が認められて以降
被差別部落の人々の職業は非常に多様化しました
現代において、特定の職業に就いているからといって
その人が被差別部落の出身であると考えるのは
歴史的な事実に基づかない根拠のない偏見でしかありません

ご両親の差別意識はそこから1ミリも動いていないんですよね
もう令和なのに
一体今まで何を学んで生きてきたのか不思議なくらいに無知無学ですね

そもそも昔の観点で考えたら
医療従事者も差別の対象となる職業だったんですよね
今や『聖職』と呼ばれる医療従事者が
昔は差別の対象になっていたなんてびっくりですよね

厄介な価値観を持っているご両親であることは気の毒にも思いますが
私はある日から両親を『絶対的な存在』として見なくなりました
大人になってからですかね
もちろん親であることは承知していたのですが
付き合い方は『対等な大人同士』へと移行していきました

どうしても世代間ギャップはあるので
私は私として自己を確立し、親とは対等に接するようになりました
そうすると世代間ギャップが苦痛にならないんですよね
『お母さんはそう思うんだ』と、自分の思想と切り離すことができてから
さらに親子仲が良くなったように思います

大事なのは差別云々というよりも
あなたはあなたで自己確立をして
親との相違に惑わされないということではないでしょうか



以上
DJあおいでした



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