こんばんはDJあおいです

読者さんからこんな相談をいただきましたよ







お悩み

DJあおい様

いつもブログを拝見しております。
考え方が素敵で人生の師匠と勝手に
思わせてもらっています。

今回ご相談したい内容は妹と何かに付け
比べてしまうという事です。
私達は姉妹でお互い同い年の子を育てて
おります。

私が1年先に結婚したのですが
妹の旦那さんと自分の旦那と
比べてしまい
モヤモヤしてしまいます。

妹の旦那さんは妹より6歳下の
こだわりのない素直な人で
何より話し合いが出来る人です。

労いの言葉をかけてくれたり
育児も協力してやってくれるそうです。


かく言う、私の夫は2歳歳上で
こだわりだらけの人です。
天邪鬼で素直でなく
都合の悪い事はスルーしたり、
私をからかい、憎まれ口を言う
あまり話し合いが出来ない人です。

行動は優しい所もあるのですが。

妹から旦那さんの日常の他愛もない
エピソードを聞くたび
自分の旦那さんと比べてしまい
落ち込み、自己嫌悪に陥ります。

お互い同い年の子が居るので
これから、もっともっと比べてしまう事が
増えると思うので、もういい加減
この人と比べる癖を
直したいと思うのですが、長年の癖で
なかなかそこから抜け出せずにいます。

DJあおいさんだったら、どんな風に
考えられますか??
もし良かったら、ご教示頂ければ
幸いです。

よろしくお願いいたします。



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人間の脳は他者と自分を比べることで安心や危険を判断する仕組みを持っています
『他者と比べるな』というのは人の理に反しているので
人が人である以上は比較癖は治りません

特に兄弟姉妹関係は共通点が多く
比較対象として最も強く意識されやすい相手ですから
妹さんの話を聞いてつい自分の夫と照らし合わせてしまうのはごく普通の反応だと言えます

また、脳には『損している』と感じやすいクセがあります
『損失回避バイアス』と呼ばれるもので
他人の良い部分を耳にすると『自分は損をしているのでは』と強く感じやすいのです

その一方で、自分が日常的に助けられている恩恵の部分は『当たり前化』にしてしまい
感謝や評価の対象として意識されにくい傾向があります
つまり『比べて落ち込む』のはあなたの性格が弱いからでも夫に問題があるからでもなく
人間の脳の働きによるものなのですよ

『こだわりが強い』『天邪鬼』といったご主人の性質も
視点を変えれば裏側には『安定性』『批判的な洞察力』といった長所が隠れています
妹さんの旦那さんのように素直で話しやすいタイプはわかりやすい魅力がありますが
ご主人のようなタイプだからこそ発揮できる役割もきっとあるはずです
人の個性はトレードオフで成り立っているので
一方が羨ましく見えるときは
その裏にある強みも意識してみることが大切ですね

大切なのは、比較そのものをやめようと力むことではなく
比較した後の『再評価の習慣』を持つことです
たとえば、妹さんのエピソードを聞いて『いいなあ』と思ったら
その直後に『でもうちの夫には○○がある』と補完的に捉える練習をしてみてください
脳は一度浮かんだ思考を消すことは苦手ですが、置き換えることは得意です
この『比較→再評価』の流れを繰り返すことで、自己嫌悪に陥る回数を少しずつ減らすことができます

比べる心を完全に消すことは誰にもできません
ただ、比べた後にどう受け止め直すかで気持ちの持ちようは変わります
妹さん夫婦の良さは『他人の物語』として受け止め
ご主人との生活の中にある『自分の物語』を丁寧に拾い直していくこと
これが、長い目で見たときに一番健やかな向き合い方になると思いますよ


以上
DJあおいでした



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