こんばんはDJあおいです

読者さんからこんな相談をいただきましたよ







お悩み

DJあおい様

こんばんは。ブログやNoteの記事を楽しみにしています。いつもありがとうございます。

今日は、悩みの原因がわからないという、自分でも何言ってるんだ?という感じの悩みを相談させてください。

これまで同じ部署に4人いたのですが、会社の事情で人員削減が必要になり、2ヶ月ほど前に2人異動、1人退職(本人の意思によるもの)となり、結果、実務はしない管理職の上長と私だけになりました。

仕事内容は変わらず、むしろ続けられて良かったと思っているし、上長と相談して工夫をして、人数は減ったけどそこまで仕事量が増えた感じもありません。
1人である程度好きなようにできるという嬉しさも感じたくらいです。

でも、1ヶ月を過ぎたあたりからプレッシャー、不安感、ストレスを感じるようになりました。
まだまだできると思うのに、精神的にぐったりしてしまったり、いつも気忙しい感じがしたり、落ち着かなくなりました。
この原因の正体がわからず、どうしたらいいのかわからずに困っています。

残業が増えたわけでもないし、休みも以前と変わらず取れているし、来月には温めてきた気合の入った出張もあるので、新体制で張り切って頑張りたい気持ちがあります。
もともとひとつの仕事を1人で担当するので、話し相手がいないくらいで、業務上困っているわけでもありません。
なぜここまで心が疲れてしまったのかわかりません。

原因や対処法について、あおいさんなら何かご助言くださるのではないかと思いました。
よろしくお願いいたします。



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表面的な条件(仕事量・残業時間・休暇など)が変わっていないにもかかわらず
精神的な疲れや不安が蓄積されている点がポイントですね
原因を整理すると、大別して四つの心理的要因が考えられます

・代わりがいないことによる責任感の増加

同じ業務を続けているようでも、実際には人員が減り、自分しか実務を担えない状態になっています
この『自分が倒れたら業務が止まる』という意識が無意識に働き
仕事量以上のプレッシャーを生み出します

・心理的な荷重分散がなくなった

同僚がいた頃は、雑談や相談、愚痴といった形で自然に心理的負担を分散できていました
業務に直接関係なくても、この『共有相手の存在』が緩衝材の役割を果たしていたと考えられます
それがなくなると、仕事自体は回せても『一人で抱える感覚』が強まり、精神的に疲れやすくなります

・変化への順応疲労

大きな変化があった直後は『なんとかしなければ』とアドレナリンで乗り切れます
ところが1ヶ月を過ぎる頃から、その反動で疲れや不安が出てくることがあります
これは『環境変化に伴う順応期の反動』で、決して異常ではありません

・孤立感と常時警戒

人が周囲にいると『ミスしても誰かが気づくかも』という安心感があります
一人になると『絶対に自分が見落とせない』と意識が過敏になり、休んでいても気が休まらなくなる
この『常時警戒状態』が慢性的な疲労感につながります

つまり原因は仕事量ではなく
人員減少による責任感の増大
心理的な支え(同僚)の喪失
変化の反動
孤立感による過敏な緊張

といった要因の積み重ねですかね

『仕事上は困っていない』と感じているからこそ見落としがちですが
精神的な負荷は確実に高まっていると言えるでしょう

これからの課題は
責任を一人で抱え込まない仕組みを作ること
といった形が良さそうですね

以上
DJあおいでした



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