こんばんはDJあおいです

読者さんからこんな相談をいただきましたよ







お悩み

はじめまして。
いつも拝見しており、悩んだ時のバイブルとして崇めております。

今日は自分の生き方について相談したいです。
現在シングルマザー7年目、大学生から中学生まで3人の子供と4名で暮らしています。

離婚当初はとりあえず生活費を稼ぐために、歩合の高い営業職に転職し、休日出勤から残業までガッツリこなしてきました。
大黒柱としての収入も得られるようなった時に、この働き方がずっと続くのは体力的に難しいと判断。
現在は社会保険をつけて時短勤務に切り替え、個人事業主として別事業をはじめています。

ですが、収入は激減し、ギリギリ生活保護は免れているような状況です。

個人事業主の仕事は人生をかけてやりたいこと!と、声を大にして言えない後ろめたさや、子供達にお金で苦労させたくないという申し訳ない気持ち、自分のやりたいことってなんだっけって、わからなくなってしまいました。

できることなら、やってみたいとチャレンジした仕事で生計を立てたいと思っていますが、心が折れそうです。

アドバイスいただければ幸いです。
よろしくお願い致します。



ふるさと納税



まず、ここまで7年間3人のお子さんを育てながら大黒柱として家計を支え
さらに個人事業に挑戦しているあなたは本当にすごい人です
まずはその努力を自分で認めてやってください

ただ、あなたが感じている『後ろめたさ』や『子どもに苦労をさせたくない』という罪悪感は決してあなた個人のせいではありません
現代社会では、独立起業で成功するのは本当に難しいのです
社会は大企業に所属する人が圧倒的に有利にできていて
厚生年金や健康保険、傷病手当や失業手当などの保障は、大企業勤務の人ほど手厚くなっています
一方で個人事業主や小規模企業勤務は全額自己負担で保障も薄く
金融や信用の面でも不利です
『努力すればのし上がれる』という物語は、現代ではほとんどお伽話と言えるでしょう

さらに、シングルマザーの立場では、働き方の選択肢が限定的になります
フルタイムで稼ぐか、時短にして収入を減らすか、いっそのこと独立起業するかの三択になりやすく
時短勤務や個人事業に切り替えた途端に生活がギリギリになる
この構造的な矛盾も、あなたのせいではありません
社会制度が、挑戦する人にリスクを押し付ける形になっているのですよ

これはあなた個人の問題ではなく、社会制度の問題なのですよ
そのうえで、現実的に生き抜く方法としては
最低限の安定収入を確保しつつ個人事業で挑戦する『二本立て戦略』しかないんですよね
青色申告や小規模企業共済、自営業向け制度を活用することで、大企業優遇社会の不利を少しずつ補うこともできます

なにより、子どもにとって大事なのは『潤沢なお金』ではなく
母親が前を向き挑戦している姿です
あなたの努力や挑戦する姿勢は、子どもにとってかけがえのない学びになるはずです

あなたの葛藤は、あなただけの問題ではなく
企業優遇という社会構造が生んだ現実です
その中で自分なりの工夫で生き抜き
挑戦し続ける姿勢こそが
あなた自身と子どもを守る力になります
社会の矛盾に抗いながら挑戦する
その事実自体を胸を張ってください

以上
DJあおいでした



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