こんばんはDJあおいです
読者さんからこんな相談をいただきましたよ
お悩み
はじめまして。
いつも、モヤモヤっとした皆さんの悩みを言語化で解決されている、あおいさんのブログを見て心がスッキリしています。
今回は、いつも見るだけだった私にも話を聞いて欲しいと思う出来事がありました。
シングルマザーになる決断をした私に向けて
あおいさんから言葉をいただきたいのです。
現在30歳、妊娠5ヶ月です。
同い年の彼氏との間に子供を授かりました。
判明してすぐ、彼と話し合いをして
産んで籍を入れ一緒に育てることを決めました。
ですが、彼の様子が徐々に変化し
赤ちゃんや私の体調の変化の話題を避けるようになりました。気になって、話を聞くと
「今、(彼が)仕事を休んでいてお金がない。
子供に勉強を教えたりしつけをしたり赤ちゃんを育てるスキルがない。全て自信がない。
堕してほしいと言ったら別れないといけないと思った。でも堕したら後悔する気もするから、どっちにするか迷ってる。今後どうしたいか自分の考えが何も決められない。悩みすぎて頭痛がする。体調が悪いから今は話し合いたくない。」と言われました。
この時私は妊娠8週。つわりの真っ最中で仕事に行っていて彼の体調を気遣う余裕もないため、
落ち着いて考えて、まとまったら話を聞かせてと、相手に考える時間を与えました。
それから1ヶ月半後(妊娠14週)
「今すぐ堕してほしい。早くしないと堕せなくなって、選択肢が減ってまた考え直さないといけない。堕せばつわりも楽になるし、全部元通りにできる」と言われました。
"堕したら全部元通りになる"
命を軽々しく考え、母体への負担にも配慮ができない一言に唖然としました。
そんな人と付き合っていた自分の愚かさに、言葉も出ませんでした。全てがショックでした。
私の出した結論は、ひとりで産んで育てることです。(家族が全面協力してくれます。)
今後について、彼は認知はしたくない。自分の両親に知られたくない(おそらくこれが本心で、堕してほしかったのでしょう)
彼のご両親や私の家族も交えて、責任の取り方について話し合う提案をすると「僕だけの責任ではない。未成年じゃないんだから親が話し合いに来るのはおかしい。親の意見を聞かないと話し合えないのか?それなら話し合わない」と、こちらがどんなに冷静でいても、自分に都合が悪いと逆ギレをしてきて、話にならず…
裁判をするか悩みましたが、長期に渡りストレスに耐える自信がなく、和解金(彼が払える少量の額)の支払いで縁を切ることで解決することになりました。
話が通じない相手と向き合うストレスにより、つわりがなかなかおさまらず、体重も大きく減り、自分の体と子供のために、速やかに決断をして、心穏やかにマタニティライフ、子育て生活を送りたい。と思ったのです。
これがここまでの経緯です。
この状況は一般的には普通でないと思うので、
私の決断に対して、周りからは色んなご意見があるのも重々承知です。
職場の上司に事情を説明したのですが
「父親がいないって、あなたはいいけど子供が可哀想」
「僕があなたなら堕ろすし、自分の娘があなたと同じ状況になったら何やってるんだと怒るし、堕させる」
「お母さんとお婆ちゃんしかいない家庭なんて、やっぱり変だよ」
と、言われました。
子供が将来寂しい思いをしたり困ることがあれば、私の責任です。
私自身、シングルマザーの家庭で育ちましたが、母の愛情や努力もあり、母のおかげで寂しいと感じたことや困ったこと、何かに不自由したことは一度もありません。
そして父がいた頃も、父がいてくれて良かった!と思ったこともないのです。
ただ、私の子供はどう思うか分からないです。
私の父のように、愛情がない父親や、無責任な父親がいるくらいなら、私が何倍もの愛情を注いだ方がいいと、偏った考えの自分もいます。
私には前を向いてこれからのことを考えて生きていくことしかできないのですが
私は子供に何をしてあげられるでしょうか?
子供はどんなときに寂しいと思うのですか?
父親のいない子供は、両親が揃っている子供に比べて、何かしらのリスクがあるのですか?
父親がいないと可哀想な子なのですか?
聞いてほしいばかりで、色々話してしまい
長くなりまして申し訳ありません。
私と子供のこれからに向けて、ご意見をいただけたら嬉しいです。

妊娠中でありながら、つわりや仕事による体調の負担を抱えつつ
子どもと自身の安全を第一に考え、シングルマザーとしての決断をされています
その判断は非常に現実的で理にかなったものです
『男を見る目』以外は聡明ですね
彼との関係が不安定で、責任感がなく話し合いが成立しない状況では
無理に本人だけで取り決めるよりも
子どもの権利と将来を守るための現実的な方法を優先することが重要です
まず、和解金はあくまで過去のトラブル解決の一時金であり、子どもの養育費とは別物です
法律上、父親には子どもが成人するまでの扶養義務があります
和解金を受け取った後でも、養育費を請求することは可能であり
特に彼が現在無職で支払い能力が不安定な場合は
彼の親も交えて現実的な負担の分担を話し合うことが安全ですね
この際、話し合いで決まった内容は公正証書にすることで
将来支払いが滞った場合でも強制力を持たせることができます
親同士で話し合うことには、経済的責任の明確化、感情的対立の回避、公正証書作成のサポートなどのメリットがあります
どのみち彼の親には介入してもらわなければならないので
そこら辺は釘を刺しておいてください
子どもにとって父親がいないこと自体は必ずしも『可哀想』ではありませんよ
重要なのは子どもが安心して愛されていると感じられる環境です
寂しさを感じるのは父親の不在ではなく
愛情や安全が不足しているときであり
母親であるあなたが一貫した愛情を注ぎ
安定した生活環境を提供することで心理的リスクは十分に回避できます
また、将来的に父親について質問された場合に備え
事実を正直に伝えられる準備をしておくといいでしょうね
さらに、妊娠中や子育て初期の心身負担を減らすために
家族や公的制度(児童手当、医療費助成、保育園制度など)を遠慮なく活用することも重要です
これにより、経済的・精神的に安定した環境を作り、安心して子どもを育てられます
まとめると、今後は和解金とは別に養育費を取り決め
彼や親と現実的な負担の分担を話し合い
公正証書で文書化することが安全です
そして、父親不在であっても、愛情と安心感に満ちた生活を提供することが
子どもにとって最も大切です
あなた自身の心身の健康と家族のサポートも大切にしながら
前向きにマタニティライフと子育て生活を築いていってください
以上
DJあおいでした
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