こんばんはDJあおいです
読者さんからこんな相談をいただきましたよ
お悩み
こんにちは。
いつも勇気づけられています。ありがとうございます。
早速相談なのですが、私には3歳と1歳の子供がいます。その子供達に対する『可愛い』と思える気持ちがあまりない自分が怖くてメールを送らせてもらいました。
可愛いと思えないのは一緒にいる時がほとんどで過去の小さい頃の写真や動画を見ると可愛いと思えるんです。他にも可愛いと思える瞬間は寝顔だったり主人に預けて息抜きをした後に子供達と会うと可愛いと思えます。
主人は子供と過ごしてる時間の中でも「可愛い」と言うことが多く、友人も自分の子供を可愛いと言ってるのを聞くと私は愛情が足りないのかと不安になったり、可愛いと思いながら育児をするのが羨ましいと思ったりしていたたまれない気持ちになります。
私には何が足りないのでしょうか？今この瞬間を可愛がりながら育児をしたいです。
育児中は脳や心に大きな負荷がかかっています
とくに3歳と1歳という年齢は手がかかり、休む暇も少なく、感情の余裕が持ちにくい時期です
愛着や『可愛い』と思う感情は脳内の報酬系や愛着系の神経回路に深く依存しています
しかし、疲労やストレスが高い状態では、脳は防衛モードに入り
報酬系の感度が下がるようにできています
その結果、普段なら喜びや愛着を感じる瞬間でも感情が抑制され
注意や判断のリソースも育児タスクに集中してしまうため
『可愛い』と感じる余裕が減ってしまうのです
また、疲労や睡眠不足の状態では扁桃体が過敏になり
イライラや焦りなどのネガティブ感情が優先される傾向があります
これもまた、可愛いと思う感情を抑制してしまう一因ですね
渦中にいる間は『可愛い』なんて思っている暇もないというだけで
べつに愛情がないというわけではないんですよ
手の掛かる時期ほど『あの頃は可愛かったなぁ』と思い出として強く残るのは
当時には優先することのできなかった愛着を取り戻そうとしている心理が働いているからなんですよ
あなたはちゃんと子どもを愛しているし、可愛いとも思っています
ただ、今はそんな感傷に浸る余裕がないだけという話
いずれ親の手から離れていくときに
その感傷は鮮明に蘇ってくるものなのですよ
だから子どもは幾つになろうと『あの頃』のように
いつまでも可愛らしい存在に思えるのです
ただ、ワンオペ育児に疲弊している状態なら
少しパートナーに任せて休んだ方がいいのかもしれませんよ
以上
DJあおいでした
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