こんばんはDJあおいです
読者さんからこんな相談をいただきましたよ
お悩み
あおいさんこんばんは。
質問させてください。
うつから抜け出し、社会復帰して一ヵ月が経ちました。
病のことを知った上で受け入れてくれた会社にはとても感謝しています。
教えてくださる上司は主任(40歳)なのですが、その会社を20年勤めていると言うのもあって何もかも分かっており、日々学ぶべき点が多い反面、32歳の自分が情けなくなります。
世間で32歳はそこそこ社会経験があり、一般常識が備わっているはずなのに、気が利かない、コミュニケーション能力もない、要領も悪いなど。。
友だちに話すと、まだ入社して一ヵ月なのに自分に対するハードルが高すぎる。できない分からないが当たり前。少しずつ出来るようになるし、向こうも期待してないと言われ、その通りすぎて何も言えませんでした。
同時期に入職した方は前職が接客業という事もあり、気が利いてコミュニケーション能力もあります。
その方とは違う部署なんですが、上司はこっちの人を自分の部署に欲しかっただろうなと思ってしまいます。
周りばかり見て、できてない自分に落ち込んでも解決しませんが、どうしたら自分で自分を励ましながら前向きに取り組めるようになるのか教えて頂きたいです。

うつ傾向のある人というと
気分が落ち込みやすい
エネルギーが出にくい
といったマイナス面が注目されがちですが
実はその傾向と表裏一体になっている良い特性もあるんですよ
・感受性が豊か
物事の微妙な変化や他人の心の機微に気づきやすく、繊細な感性を持っています
芸術や文学、対人支援などの分野で力を発揮しやすいです
・共感力が高い
自分がつらさを経験している分、他人の痛みに寄り添う力が強く
優しさや思いやりとして表れることが多いです
・内省的で深く考える
物事を表面的に受け流さず、自分や人生について深く考える傾向があります
そのため独自の洞察や哲学的な視点を持ちやすいです
・慎重さがある
行動する前にリスクや周囲への影響を考えるため、大きな失敗を避けやすいという強みにつながります
組織の中で安全性やリスク管理に関わる仕事に向いています
・誠実さ・責任感
『迷惑をかけたくない』『ちゃんとしなければ』という気持ちが強く
約束や責任を軽く扱わない人が多いです
・忍耐力がある
内面で苦しみを抱えながらも日々を過ごしていること自体が大きな忍耐力を示しています
その耐える力は長期的な努力や困難を乗り越える場面で生きます
・深い人間理解
自分の弱さを知っているからこそ、人の弱さを否定せず受け入れることができます
信頼されやすく、相談されやすい存在になりやすいです
つまり、うつ傾向は『繊細さ』『思慮深さ』『優しさ』といった性質の裏側にあることが多いんです
欠点に見える部分も、環境や使い方次第で大きな強みにもなるのですよ
それこそ身を削ってまで手に入れた特殊技能ですから
あなたでなければ対処できないこともこれからたくさん出てくると思いますよ
自分にないものばかりに目を奪われないように
あなたにはあなたしか持っていないものがあることをお忘れなく
以上
DJあおいでした
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