こんばんはDJあおいです
読者さんからこんな相談をいただきましたよ
お悩み
DJあおい様
いつも楽しく拝見しております。
最近は更新が増えて、1人時間の時に目を通すのが楽しみで楽しみで仕方ないです。
私のどうしようもない悩みを、客観的に見ていただけると幸いです。
現在、私は未就学児2人を育てているところです。週5で出勤しています。
来年頭に引越しをする予定で、それに伴って、上の子は預かり保育アリの幼稚園に入る予定です。
引越すと、通勤時間は今より10分ほど(夫も20分ほど)長くなります。
平日はほぼワンオペなので、今よりさらに勤務地が離れてしまうと、今のような働き方ができる自信がありません。
今の仕事は、やりがいのある素晴らしい仕事です。
幸い、上司からも「資格をとったらいいよ。向いていると思う」と嬉しいお言葉を頂いています。
ただどうしても出勤せねばならない業界ですし、
職場的には人手が足りていない状況です。
なので色々と考え、引っ越したあとはパートとして働けば、子供たちの送迎はギリギリ間に合うんじゃないか…?とも思えてしまいます。
ただ、そうすると今より時間がカツカツになるのは目に見えていて、平日は子供たちとの時間をあまり作れません。
「ママ、ママ!」と来てくれるのは今だけと思うので、この貴重な時期を、仕事中心に回していいのか、分からなくなってきています。
引越しが無ければ、こんなこと考えることもなかったです。
いっそのこと、一旦仕事を辞めてしまおうか?育児に専念しようか?と悩む自分もいます。
しかし、自分が組織に所属せずに、専業主婦になるのは怖いです。
もしくは在宅で働ければ、少なくとも出勤する仕事よりかは時間が取れるだろうか…?と考える時もあります。
子供らが小学生にあがった時に、仕事してても「おかえり」と言ってあげられるかなと。
しかし、在宅経験のない私が、今から受けられる在宅の仕事はなかなかありませんでした。
フリーランスとして働くことも視野に入れていますが、そんなに甘い世界ではないのも、重々承知です。
ごちゃごちゃとすみません。
上記のこと、ノートに書きだしたり、夫と話し合ったり、もやもやをアウトプットしてみると、私の今の悩みの主旨は以下の3つになります。
・今の仕事が魅力的で突き詰めたい気持ちもあるが、引っ越すと距離が遠くなるので通勤がしんどい。
・子どもとの時間を取りたいが、専業主婦になれる自信はない(収入面の不安と、社会とのつながりが薄れることへの不安)
・在宅ワークなんて恐れ多いと思いつつ、小学生以降のことを考えると在宅ワークできる方がいいけど、なにすればいいのか
ちなみに、再来年度になると、下の子も幼稚園に入れられます。
なので1年間自宅保育していればいい、というところです。
もしかしたら、私の中ではもう、答えが出ているのかもしれません。
しかし、なにか思いきって選択することができません。
この内容を見て飽きれられるのかどうか、ちょっと不安ですが、
あおい様に背中を押してもらう、もしくは、バサッと斬ってもらうか、なにかしらリアクションを頂けると嬉しいです。

出産や子育てと仕事の両立を考えると
まるで“限られた二択”しかないように感じる瞬間があります
経験を活かして働くか、柔軟さを取るか
どちらかを選ばなければならない空気に、息が詰まる思いになることもあるでしょう
しかし、本来キャリアは、性別やライフステージに縛られずに積み重ねていけるものです
問題は、自分に選択肢がないのではなく、社会や職場の仕組みがそう見せていることにあります
この“二択の呪縛”は、昭和型の良妻賢母像を引きずった社会構造の産物ですね
長時間労働が前提の職場や、昇進ルートからの暗黙の外しもあります
制度や文化の不備が、働く母親の選択肢を狭めているわけです
キャリアを持ちながら子育てすることはわがままでも妥協でもなく
自分にとっても社会にとっても価値のあることです
北欧では、男女ともに育児休暇を取得するのが当たり前で、保育園や学童保育も充実しています
フランスでは、保育費が所得に応じて軽減され、親が働きながら子どもを預けやすい制度が整っています
アメリカやカナダ、オーストラリアでは、フルタイム勤務でもフレックス勤務やハイブリッド勤務が一般的で、子どもと過ごす時間を確保しながらキャリアを継続することが文化として受け入れられています
育児とキャリアの両立は、個人の努力に委ねられるのではなく、社会全体で支える仕組みとして定着しているのです
日本は残念ながらまだ過渡期にあります
制度や文化の整備は徐々に進みつつありますが
現場では長時間労働や柔軟な働き方への抵抗感が残り
働く母親にとって選択肢が狭い現実があります
それでも、社会が変わろうとしている過渡期にいるからこそ
働き方や育児の工夫を自分で描き直す余地があります
パートタイムや在宅ワークの準備、資格取得
それは妥協ではなく、戦略的な選択です
目の前の生活と将来の可能性を天秤にかけ
自分にとって心地よい選択をする勇気を持つことが
未来の自分と子どもにとっての後悔を減らすことにつながるはずです
以上
DJあおいでした
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