こんばんはDJあおいです
読者さんからこんな相談をいただきましたよ
お悩み
DJあおい様
いつもブログを拝見させていただいております。
大好きだった人と別れてから心が苦しくて毎日生きる意味が分からなくなりました。
私の心の中に彼はまだずっといて、日常の少しのことでも思い出し、話したいことばかり募るし諦めがつきません。
愛されたい人に愛されない、必要とされたい人に必要とされない、声聞きたい人の声が聞けない、側にいたい人の側にいれない、
自分の思い通りにいかないことに、嫌気がさしました。
人生っていうのはそんなもんですか??
こんなに諦めの悪い自分が情けなくなります。
何かアドバイスいただければ嬉しいです。

大切な人との別れは、人生の中でも最もつらい体験のひとつです
それはただ『恋人と別れた』という出来事ではなく
自分自身の大事な一部が失われてしまったような感覚に近いものです
毎日の何気ない場面で思い出してしまうのも
話したいことが募るのも当然のこと
愛されたい人に愛されず
必要とされたい人に必要とされない痛みは耐え難いものです
よく『立ち直る』とか『回復する』という言葉が使われますが
それは『元通りになる』というニュアンスを含んでいて
実際にはとても難しいことなんですよ
喪失によって崩れてしまったアイデンティティは、完全に昔の形に戻すことはできません
だからこそ、立ち直らなくてもいいし、元気を出さなくてもいいと思うんです
むしろ、そう思えば思うほど『できない自分』を責めてしまうマインドになり
余計につらくなることもあります
本当に大切なのは、失ったものを取り戻すことではなく
その痛みを抱えながら『新たな自分』を形づくっていくことです
時間はかかりますが
苦しみの中で気づくこと
これまで見えていなかった自分の感情や価値観に触れることが
少しずつ新しいアイデンティティを育ててくれます
壊れてしまったものの上に、まったく新しい形が築かれていくのです
『諦めがつかない自分が情けない』と思うかもしれません
でも、それは情けないのではなく
情け、つまり『情』があるからこその痛みなんですよね
正確に言えば『情けあり』なんです
その情の深さが、これからの人生であなたを支えていく大きな力になるでしょう
だから今は、立ち直らなくても、前を向けなくても構いません
ただ苦しいと感じている自分を認め
そのまま受け止めてあげてください
時間とともに、少しずつ新しい自分の姿が見えてきます
そのプロセスこそが、喪失のあとに生きていくための唯一の道なのですよ
以上
DJあおいでした
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