こんばんはDJあおいです
読者さんからこんな相談をいただきましたよ
お悩み
マリッジブルーみたいなものになってしまいました。
幼い頃の私は、気を引きたい・人の心を自分のものにしたいと思い、うざ絡みやおちゃらけたふるまいをする反面、その笑いはばかにした笑いとわかっているから激しく落ち込む。
そんなめんどくさい子どもでした。
そんなめんどくさい私と、毎日言い合ってばかりの不仲な夫（父）が嫌になったのだと思います。母は私を置いて出ていきました。
もしかしたらお金のことなどで父はやり取りしているのかもしれませんが、私は何をしているのかも知りません。
両親の離婚後は父は育ててくれましたが、親子らしいあたたかみのある会話には乏しく、常にめんどくさそうな感じで、お出かけも必要最低限だけで、私に無関心。
きっと、母が先に出て行ったから仕方なくなんだろうな…という嫌々感が伝わってきました。嫌々でも、今思えば大変だったろうに、捨てないでくれたのはありがたいですが。
そんなこんなで、あたたかみのある家庭に強く憧れてきました。
しかしいざ結婚することが決まってから、
あたたかみのある家庭をフィクションでしか知らないんだなと気づきました。
夫に、もし授かるなら子どもに、私と同じ思いをさせるかもしれない。世の中にはおばあちゃん子とかも多いけど、子にとっての母方の祖母には会わせてもあげられない。
結婚式で男泣きしてくれるような父も、そんな父を見て優しく笑う母も私にはいないです。
あたたかみのある家庭を得るには、すでに私の生まれ育ちは欠けているのかもしれない。
その欠落に、私の都合に、夫を巻き込んでしまう。
そんな考えに苛まれ、本当に結婚していいのか、毎日毎日悩んでいます。
あたたかみのある家庭のリアルを何も知らない私は、結婚すべきじゃないのでしょうか？どうしたら夫を私の気持ちや事情に巻き込まずに結婚できますか？
結婚というものは
しなきゃならないものではなく
ぶっちゃけて言えば
してもいいし、しなくてもいい
どっちでもいいものなんですね
独り身なら独り身の幸せがあり
結婚するのなら既婚の幸せがあり
独り身なら独り身ゆえの苦悩があり
結婚をするのなら既婚ゆえの苦悩があり
どちらも一長一短で
そこに優劣はないと思います
ただ結婚というものは
独り身で幸せを作っていくことよりも難易度は高くなります
独り身なら最後の最後に『いい人生だったな』と自分さえ思えればOK
自分だけ納得できる人生を作っていけばいいのですが
結婚となると自分だけ納得してもダメなんですよね
相手にとっても『この人と結婚してよかった』と思って旅立ってもらいたいし
もちろん自分も『この人と結婚してよかった』と思って旅立ちたいし
家族ができれば『この人たちの子供でよかった』と思って生きてほしいし
自分だけの人生ではなく
愛する人の人生も背負っていかなければならないわけで
それを思うと『自分なんかで大丈夫なのかな、、、』と不安になってしまうんですよ
相談者様が今まさにその時期だと思います
でも月並みですが
結婚って独りじゃないんですよね
あなたが重責を感じているように
あなたのパートナーも同じような重責を感じているはず
お互いがお互いの人生を背負う覚悟でいるのなら
あなたが背負っている荷物も
あなたのパートナーが背負っている荷物も
半分ずつ分け合うこととなり
その重責も少しは軽くなるんじゃないかと思います
あなたが彼に幸せになってもらいたいように
彼もまたあなたに幸せになってもらいたいんですよ
その不安は愛しているがゆえの不安ですので
彼があなたのことを愛しているのなら
その不安に共鳴してくれるものだと思います
その不安を共有して共に生きていくのが結婚なんじゃないですかね？
少なくとも私は
結婚に一抹の不安も感じないお気楽女子の方が結婚不適合者だと思いますよ
幸せというのはいつも戸惑いの先にあるもの
今までがそうだったように、これからもずっと
迷った経験はいつか未来を照らす道標となり
今の迷いは未来の光になる
思う存分迷って
思う存分幸せになってください
以上
DJあおいでした
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