こんばんはDJあおいです
読者さんからこんな相談をいただきましたよ
お悩み
友達でも恋人でも職場でも、相手と人として対等な関係を築けません。
不安、やめてほしい、迷ってる、困ってる
などのときに
こちらの思ったことを伝えるぞ!しっかり質問や報連相するぞ!と思って気持ちを伝えますが
全然溜め込んでいなくて、且つ怒ってるわけでもないのに、
言いたいことがとめどなく溢れてしまうし、言い方はストレートだし、すぐに結論を出したくなるし、しかもわかってもらおうと思うほど理詰めチックになります。
特に口下手な人相手だと、私が道を作ろう!私が筋道立てて説明しよう!と思ってしまうところもあり
一方的に決定権を握られている・反論されている・萎縮してしまう などの気持ちにさせてしまうのです。
なるほど、本音を言えば見捨てられるんだ、本音を言えば喧嘩になるんだと思い
もやっとしても飲み込んでいくにつれて、今度は従属の立場に回ってしまいます。
また、『納得させてほしい』という気持ちがとても強く、筋が通っていて上手に話せるタイプの人や、この人なら安心だからついていけると思った人には過剰に従ってしまうところがあります。
陰口を言われる・差別的なことを言われる・気まぐれで振り回される・きつくあたられる
などのことがあっても何も言えなかったり、相手が肯定してくれてる(らしい)のに過剰に緊張したりプレッシャーを感じて折れたりします。
でも、この人にはついていけないなと思うと今度は上から引っ張るようになってしまいます。
こういった上下関係の固定もしくはループがあり、対等に話し合いができる関係を築けず、危うくもなんとかバランスを取っていた上下関係かどこかで崩壊したときに人間関係が拗れてしまいます。
対等に話し合える関係ならそんなことないのだろうか、いや、対等なんて幻想なんだろうか、私が我慢して我慢して従属固定になればうまく行くんだろうか、そんなことを考えて自己嫌悪です。
どうしたらいいのでしょう…アドバイスいただけないでしょうか

人間関係における『対等さ』とは
単に上下の力関係がない状態ではなく
互いの意見や感情がバランスよく交換される状態を指します
具体的には、相手に自分の考えや気持ちを伝えること(アウトプット)と
相手の考えや気持ちを受け入れること(インプット)が互いに適切に行われることが不可欠です
このバランスが保たれることで
片方が一方的に主導権を握ることも
逆に一方が従属的になることもなく
安定した関係が成立します
対等な関係とは『伝えること』と『受け取ること』の連続的な循環によって成り立っています
言いたいことを言うときには
同時に相手の意見や反応に耳を傾ける余地が必要です
また、相手の言い分を聞くときには
自分の意見や感情も同時に表明できる状態が理想です
この二つの動作が交互に、かつ相互に作用することで
互いの立場や意見が尊重される関係が作られるわけですね
しかし、人は相手や状況によってインプットとアウトプットのバランスが偏る傾向があります
安心感のある相手や信頼できる人に対しては
従順になりすぎて自己表現を控えてしまうことがあります
この場合、アウトプットが不足するため
関係は従属的な側面を帯びやすくなります
一方で、納得できない相手や自分が優位に立ちたいと感じる相手には過剰に自己表現を行い
理詰めで説明したり結論を急いだりする傾向が出ます
この場合、アウトプットが突出し、相手に圧力や不安を与え、関係が一方的になりやすくなります
こうした偏りが生じると、上下関係が固定化されたり、揺れたりする現象が起こります
結果として『対等に話し合える関係』を築くことが難しくなり
誤解や摩擦、自己嫌悪につながることがあります
対等な関係は幻想ではなく、互いのインプットとアウトプットが意識的かつ自然に循環する状態によってのみ実現可能です
重要なのは、相手によって偏りが出やすい自分を認識し
両者の間で情報や気持ちが滞りなく循環することを意識することです
これが、健全な対等関係を作る基本的なメカニズムです
頑張ってください
以上
DJあおいでした
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