こんばんはDJあおいです
読者さんからこんな相談をいただきましたよ
お悩み
いつも拝読させていただいております。
今日、上司から読解力のなさを指摘されました。
今後仕事をする上で、その物事のポイントとなる点、文章であれば筆者が何を伝えたいのか把握する力を養うようアドバイスされました。
どこに意識をもっていけば良いのでしょうか。
もうだいぶいい歳ですが、今の会社で頑張りたいです。
この文章にも表れてるかもしれませんが自分ではわかりません。なぜ理解できてないのかも正直わかりません。コミュニケーション能力や対人関係にも関わってくると思いますが、努力して改善したいです。
何か良いアドバイスいただけませんでしょうか。
よろしくお願いします。
国語、数学、英語に加えて、社会2科目、理科2科目
誰もが通った茨の道、5教科7科目なのですが
この中でとりわけ『国語』だけが特殊な教科なんですよね
他の教科は勉強時間に比例して比較的成績が上がりやすいのですが、国語だけは別なんです
国語の成績が良い人は、勉強をしなくてもある程度の結果は出せるのですが
国語の成績が悪い人は、必死に勉強をしてもなかなか成績が上がらないという
合理的な勉強方法が確立されていない科目が『国語』という教科になります
そもそも攻略法がなく、単純に今までに触れてきた文章量によって国語力は大きく左右されるものだと思ってください
読書嫌いな大人も多く、年間に一冊の書物も読まないという人も珍しくはありません
なぜ、彼等彼女等は読書が嫌いなのか
それは、読書ってわりと高度な技術を要するからなんですよ
読むことに集中してしまうと、理解が追い付かなくなる
理解に集中してしまうと、読むことが止まってしまう
読書とは、読むことと理解することを同時に行うことであって
これが所謂『読解力』と呼ばれるものになるのです
読解力は国語力に直結する能力であるため
ある程度の読解力が備わっていないと国語力は身に付かないということですね
例えば、ユーチューブの情報チャンネルが一時間掛けて流している情報量は
テキストで読解すると10分程度の情報量になります
つまり読解力が身に付けば
誰かに教わるよりもずっと早く情報をインプットすることができるのです
最もタイパ（タイムパフォーマンス）の良い学習方法になりますので
読解力がある人は国語以外の教科も短時間で効率的な勉強をすることができるようになるということですね
学習能力にも関わってくる能力なので
読解力がない人は物覚えも悪く
何度も何度も同じミスを繰り返したりしがちです
また、人の言っていることが理解できなかったり
自分の言いたいことを言語化できなかったり
コミュニケーション面でのトラブルも多くなってしまう傾向もあります
理性的で論理的思考を求められる社会人にとって
必要最低限の読解力は習得しておきたいところです
そのためには文章に慣れ親しんでください
大人として、バッグにはいつも一冊の本が入っている生活を心掛けましょう
自転車の乗り方と同じですよ
一度覚えたら忘れませんので
それまではひたすら文章と向き合うだけです
以上
DJあおいでした
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