こんばんはDJあおいです

読者さんからこんな相談をいただきましたよ







お悩み

いつも欠かさず読んでいます。

今回ご相談したのは、わたしの母と弟についてです。
昨年弟が結婚したのですが母がそれを認められないといって、弟を拒否し続けています。

母曰く、弟の奥さんになる人がわたしよりも年上で
それがどうも認められないらしいのです。ちなみに母と弟の奥さんはまだ一度も会っていません。

弟も紹介したいといって何度も母のところにいきましたが母はもうその話はしたくないと言って拒否していました。

そんな状況が続き、先日弟に子供が産まれました。母にとっても初孫になるので、孫の顔をみたら少しは何か変わるかなと期待をしていましたが、孫が生まれたことを知っても弟と会うことを拒否でした。

弟もいままで仲の良かった母から自分も奥さんのことも拒否され、メンタルに相当きているようです。

わたしとしては、祝福してほしい気持ちはありますが、母の話を聞く人がいなくなってしまうのもどうなのかなと思いもあり、母には私は母の味方でもあるし、弟の味方でもあると伝えています。

このまま家族はバラバラなのでしょうか…
わたしはどの立場にいればいいのでしょうか…
ぜひあおいさんの考えを聞かせて下さい。



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『弟くんの奥様に会う前から拒否』という点を考えると
奥様ご本人に原因があるわけではなく
お母様の中にある要因が大きいと考えられますね

今回のようなケースで考えられる背景には、いくつかの可能性があります

ひとつは世間体や価値観の問題
お母様の世代には『男性は年上、女性は年下が自然』という結婚観が強くありました
息子が年上の女性と結婚することに対し
『息子が頼りなく見られるのでは』『家族の秩序が乱れるのでは』と感じ
プライドや世間体を理由に拒絶してしまっている可能性があります
これは現代の一般的な価値観というよりも
お母様自身が抱えている古い常識の影響だと考えられます

もうひとつは子離れできていない可能性
息子を心理的に“自分の一部”のように感じており
結婚相手は息子を奪う存在=ライバルに見えてしまう場合があります
この場合、奥様の年齢は単なる口実で
根本的には『息子を他人に渡したくない』という気持ちが働いているかもしれません

そしてもうひとつは母子関係そのものの問題(不仲の蓄積)
一見仲が良さそうに見えても
過去に母子間で不満や確執が積み重なっていた可能性も否定できません
結婚は家族の関係を大きく変える節目なので
それをきっかけに『自分を大事にしてくれなかった息子を拒否してしまう』形で表れているのかもしれません

つまり、表向きには『奥様が年上だから』という理由を挙げていますが
実際にはお母様ご自身の心の中にある不安やプライド、あるいは母子関係そのものに起因している可能性が高いのです
ですから『奥様が悪いから拒絶されている』のではなく
誰が相手であっても同じような反応をされた可能性がありますね

相談者様の立場が一番板挟みでつらいですよね

文面から読み取れるのは、相談者様ご自身も『母の話を聞く存在が自分しかいない』と感じていることです
これは裏返せば、母親が頑なすぎて、誰の言葉も受け入れない状況だとも言えます

相談者様が『母の味方でもあり、弟の味方でもある』と伝えていることはとても誠実な姿勢ですが
実際にはお母様が誰の言葉も受け入れない状況にある以上
母の味方をし続ける=弟夫婦をさらに孤立させるという構図にもなりかねません

このため、相談者様には『母の考えを変える役割』ではなく
『母の話を聞くだけの存在』としての関わり方に留めつつ
軸は弟夫婦の幸せを守る方に置いていただくのが良いと思いますよ

産まれた弟くんのお子さんは孫のように可愛がってあげてください

以上
DJあおいでした



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