こんばんはDJあおいです
読者さんからこんな相談をいただきましたよ
お悩み
はじめまして。
仕事に対する向き合い方と自分の思考の癖について相談させてください。
新卒で入社し約10年。
ずっと営業畑でしたが、別の業務につきたく、資格をとって昨年やっと希望の部署に異動できました。
仕事内容は面白いですが、年齢でいったら中堅なのに新卒に戻ったようで周りの役に立たない自分を不甲斐なく感じていました。
今年は若手が入ってきたのですが、その若手は飲み込みも早く優秀で知識レベルは同等、もしくは既に抜かされています。
さすがにマズいと思い、今更ながら休日の時間を仕事の勉強に当てています。そのこと自体は苦ではないのですが、わたしは飲み込みも遅く理解力が乏しいので、焦りと自己嫌悪が止まりません。
上司も私より若手に期待している様子が分かり、それも辛いです。
周りからこの人役に立たないな……と思われていると想像するとやるせません。
どのような心持ちで仕事にあたればいいですか?
また他者からの評価をすごく気にしてしまうのですが、ほんとはマイペースに朗らかに生きていきたいです。自分の考えのクセを変えたいのですが何か矯正方法がありますでしょうか?
いつもブログ拝見してます。
多くのご相談に対する回答、とても参考になります。
好きなセリフは「お気をたし蟹」です。
よろしくお願いします。

人と比べない生き方が望ましく
人と比べることはいけないことのように論じられることが多いのですが
人は人の言うことを聞いて成長する生き物ではなく
人の真似をして成長していく生き物ですから
自己実現を前提とするのなら
人との比較は必要不可欠なものであり
避けて通れる道ではありませんよ
例えば、自分自身を改善するために他人の成功やスキルを参考にすることは
モチベーションを高めたり、自己成長を促進するために役立つこともあります
大事なのは質の高い比較をすることであり、比較自体を禁じる必要はありません
主観による歪んだバイアスが掛かった状態で比較するのではなく
客観的な基準を持って比較を行い
適切な比較情報を収集することを目的に比較をしてください
『仕事ができる人』に限らず『人として尊敬できる人』はこの『客観視』という能力に優れています
客観視により自分と他人を比較して的確な情報を収集し
それを真似て自分のものにしていくという作業をずっと続けているのです
比較の質を高めて自己実現を達成するためにも他人との比較はやめないように
劣等感に苛まれたら『比較の質が悪い』と改めてください
質の問題であって比較自体が悪いものとは思わないようにしましょう
客観的な比較をするためには目的を明確にすることです
目的が明確になれば、目的のために必要な情報を得ようと客観視が働くようになります
そして必要な情報を得るために適切な対象を探すようになりますので
『好き嫌い』という主観バイアスから解放されて、情報のみを収集するようになります
何よりも『経験値』によって身に付く能力なので
最初は上手くいかずに失敗を重ね、劣等感に苛まれることもあるのかもしれませんが
経験値によって客観視を身に付けてしまえば
そんな苦い過去など霞んで見えるほどの絶大な恩恵を受けられるようになります
他人と比較しない生き方はもしかしたら楽な生き方なのかもしれませんし
メンタルがお疲れのときは他人との比較はしない方がいいこともあるとは思いますが
自己実現のためにも質の高い客観的比較能力は身に付けるように努めてください
以上
DJあおいでした
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