こんばんはDJあおいです
読者さんからこんな相談をいただきましたよ
お悩み
あおいさんこんにちは!
いろんなご相談をふむふむといつも拝見しています。
私事なのですが、既に他界した父親との関係がとても悪く、生前、何か言うと、親に対してその口のききかたはなんだ!ときれられることが多かったためか、男性に対して怒る、軽く注意したり、要望をうまく伝えられない大人になってしまいました。おそらく信頼関係をうまく築けないんだと思います。父親との関係性が悪いと男性とのお付き合いがうまくいきづらいのような内容の記事も読んだことがあり。
靴下脱ぎっぱなし!とか父親に注意したような経験もありません。軽くたしなめて、軽くはいはい、みたいにいってもらえるような経験があったら、男性とも気を使い過ぎず気楽に関係がうまくいくのかなと考えてしまい、ご相談させていただきました。気持ちを伝えるのが怖いという感覚があるのかもしれません。
全て父親のせいにしたいわけではなく、ケンカをしたいわけでもありません。怒ることもコミュニケーションの一つだと思っているので、これからの私の人生を生きる上でアドバイスをいただけましたら本当に嬉しいです!どうぞよろしくお願いいたします。

子どもの頃に最初に出会う男性モデルは父親です
そのため、父親との関係が『男性=怖い』『拒絶される存在』という土台を作ってしまうことがあります
すると、大人になって優しい男性や気楽に接してくれる人に出会っても
全てが虚構に見えてしまうんですよね
これは心が歪んでいるのではなく
安心できるやり取りの体験が不足している結果です
さらに、人間関係には返報性の原理があります
こちらが好意を示せば相手も好意を返しやすく
逆に警戒や嫌悪を抱えたままだと、相手も無意識にその空気を受け取り
距離を置いたり防御的になったりします
つまり「男性嫌悪」が心の土台にあると
その雰囲気が伝わってしまい、悪感情として返ってくることもあり
『ほら、やっぱりな』と男性嫌悪が正当化されてしまうんです
大切なのは、嫌悪を無理に消そうとすることではありません
むしろ、『嫌悪もあるけれど、安心できる男性とのやり取りも現実に存在する』という経験を少しずつ積み重ねることです
たとえば友人や職場で、『これをしてくれると助かるな』と軽く伝えてみる
そして相手が自然に受け止めてくれたら、それが小さな成功体験となり
やがて『伝えても大丈夫』という安心感につながります
そうした体験が増えていくことで
返報性も悪感情ではなく安心感として返ってくるようになっていきます
怒りそのものはコミュニケーションというより拒絶のサインに近いものです
ただ、その裏には『本当はこうしてほしい』という願いが隠れています
怒りをぶつけるのではなく、その願いを『お願い』の形で伝えることで衝突ではなく対話が生まれます
たとえば『靴下をカゴに入れてくれると助かる』という伝え方なら相手も自然に受け止めやすいでしょう
過去の体験が心の土台に影響を与えるのは事実ですが
それに縛られ続ける必要はありません
今からでも安心できる小さなやり取りを積み直すことで
人との関係は必ず変えていけます
怖さを抱えながらも一歩ずつ試していけば
これまで虚構にしか見えなかった男性像が
現実の安心できる存在として感じられるようになっていくはずですよ
以上
DJあおいでした
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