こんばんはDJあおいです
読者さんからこんな相談をいただきましたよ
DJあおい様
いつも拝見して勉強しております。更新ありがとうございます。
最近転職し新しい職場で働いているのですが、私にだけよくイライラした口調で指示を出す方が居られます。
一見穏やかそうなタイプなのですが、穏やかな口調なら何を言ってもいいと思っているようで、大抵隠しきれない怒りや嫌味が言動に滲み出ています。
本人は「穏やかで冷静なわたし」でいたいのかもしれないのですが全然その仮面を被りきれておらず、よく仮面が取れて怒鳴り口調で指示を出してきます。
私が悪いのかと振り返ってみましたが、確かにわたしは新人なのでまだ不慣れであり、手際はその人が求めているレベルにはまだ足りないと思うので、そう言った点でイライラさせてしまっているのかもしれません。
ですが、私がやっている作業に横入りして早くやれと言わんばかりに手出しして急かしてきたり、忙しくて確認する暇はないと分かっているはずなのに「このくらい時間ある時に確認して分かっておいて」と言われたり、他の人とは違う段取りのことを指示されたり、急かしたり突き放したりどうしたいんだろうと思う事が多々あります。
思い返せば前職でも何人かにパワハラというかターゲットにされ人前で叱責されたり罵倒されたりという事がありました。
悩んで周りに相談もしましたが、「見ていてもあそこまで言う事ではないと思う」「多分言いやすいだけだと思うから気にしない方がいい」とフォローして下さる方ばかりでした。
なので叱責された内容で言いたいであろう大事な部分だけは聞いて、あとは相手の問題だと考えるようにしていました。
前職で部下の子を指導する機会を頂くこともありましたが、私はたとえ怒りそうな場面であってもイライラしてしまったらイライラしている事しか伝わらないので「まあまだ最初だし」「私とはやり方が違う方がいいのかもしれないな」と思い、口調や態度にはかなり気を付けていたタイプの為、今の職場でのその方の態度は正直指導者としてあり得ないなと思ってしまいますが、こうも何度も同じような事があるとやっぱり自分のせいなのではと思ってしまいます。
色々調べてパワハラモラハラなどイライラをぶつける人は支配欲が強い、支配できると思われないように意見を言おう、声を大きくしようなどは見かけましたが、意見を言う間もなく怒涛の勢いで喋られるので「はい」「わかりました」くらいしか言えない雰囲気です。
しんどい時は「派手に転んで数日間痛みに苦しみますように」などと願ったりして心の平和を保つ事くらいしかできないのですが、今後こういった人にターゲットされないため、相手はどのような心理なのか、どのように接していけばいいかまたは接しないかなどノウハウがありましたら教えて頂けないでしょうか。
嫌味の目的は相手を傷つけることにあり
そのためにはそれが『悪意』だと気付いてもらわなければならないんですね
でも、それが単なる悪口であってはいけない
なぜならそれが悪口だと自分が加害者になってしまうから
だから表面上は自分の体裁を守るためにも礼儀を欠くこともなく、その礼儀に悪意を込めて、まわりに気付かれることなく、当事者のみに悪意が伝わるように嫌味で攻撃をするわけです
自分の正当性を守りつつ対象を傷付けようとするズル賢い手段が嫌味なので
対象が傷付いたとアピールすれば『そんなつもりじゃなかった』と逃げる準備はできています
対象が反撃を開始すれば『待ってました!』とばかりに被害者になりきり
大事に持っていた自らの正当性を盾にして対象を傷付ける準備もできています
『嫌味』というのは攻守においてバランスの良い攻撃手段であり
わりと盤石な戦略なので厄介なんですよね
嫌味に敏感な人は悪意に敏感な人であり
悪意に敏感であればあるほど言葉に限らず表情や態度、言葉の間や空気といった非言語からも悪意を感じ取り、傷付いてしまいます
直接的なわかりやすい中傷ではなくても
眉ひとつ動かせば悪意を感じ取り勝手に傷付いてくれるので
嫌味を言う側としたら最も有難い存在なんです
自分の手を汚すこともなく対象を懲らしめることができるので
心中ではきっとガッツポーズをしているでしょうね
逆に言えば、嫌味で人を傷付けようとする人の天敵は悪意に鈍感な人なんです
直接的で非人道的なわかりやすい中傷や暴言暴力でないと
それが悪意だと認識しない人は苦手
なぜならその人を傷付けるためには自分の手を汚さなければならないから
自分が加害者とならなければその人を傷付けることができないとなると
嫌味の使い手は一気に劣勢に立たされるんです
その人を傷付けるために嫌味を言っているのにその嫌味がまったく通用しない
『え?それってどういう意味ですか?』と質問返しされる始末
当然嫌味の使い手は心中穏やかではありません
ちゃんと傷付いてくれないと射精(スッキリってことね)できないんですよ
加害者にはなりたくない、でもその人を傷付けたい、という欲求の板挟みになり終始イライラ
次第に自分の正当性をかなぐり捨て、嫌味は悪口となり、直接的な暴言に変わっていく
そこが一気に叩きのめすチャンス
相手は正当性という鎧を脱ぎ捨てた丸腰ですので防御力はゼロに等しく、そして正義は我にあり
この時点で勝負は決まったようなものなので、あとは煮るなり焼くなり自分の思うがままです
戦いというのは先に怒ったほうが負け
怒って正義を捨てた時点で白旗を上げたようなものなのですよ
以上
DJあおいでした
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djaoi.otewohaishaku@gmail.com
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読者さんからこんな相談をいただきましたよ
お悩み
DJあおい様
いつも拝見して勉強しております。更新ありがとうございます。
最近転職し新しい職場で働いているのですが、私にだけよくイライラした口調で指示を出す方が居られます。
一見穏やかそうなタイプなのですが、穏やかな口調なら何を言ってもいいと思っているようで、大抵隠しきれない怒りや嫌味が言動に滲み出ています。
本人は「穏やかで冷静なわたし」でいたいのかもしれないのですが全然その仮面を被りきれておらず、よく仮面が取れて怒鳴り口調で指示を出してきます。
私が悪いのかと振り返ってみましたが、確かにわたしは新人なのでまだ不慣れであり、手際はその人が求めているレベルにはまだ足りないと思うので、そう言った点でイライラさせてしまっているのかもしれません。
ですが、私がやっている作業に横入りして早くやれと言わんばかりに手出しして急かしてきたり、忙しくて確認する暇はないと分かっているはずなのに「このくらい時間ある時に確認して分かっておいて」と言われたり、他の人とは違う段取りのことを指示されたり、急かしたり突き放したりどうしたいんだろうと思う事が多々あります。
思い返せば前職でも何人かにパワハラというかターゲットにされ人前で叱責されたり罵倒されたりという事がありました。
悩んで周りに相談もしましたが、「見ていてもあそこまで言う事ではないと思う」「多分言いやすいだけだと思うから気にしない方がいい」とフォローして下さる方ばかりでした。
なので叱責された内容で言いたいであろう大事な部分だけは聞いて、あとは相手の問題だと考えるようにしていました。
前職で部下の子を指導する機会を頂くこともありましたが、私はたとえ怒りそうな場面であってもイライラしてしまったらイライラしている事しか伝わらないので「まあまだ最初だし」「私とはやり方が違う方がいいのかもしれないな」と思い、口調や態度にはかなり気を付けていたタイプの為、今の職場でのその方の態度は正直指導者としてあり得ないなと思ってしまいますが、こうも何度も同じような事があるとやっぱり自分のせいなのではと思ってしまいます。
色々調べてパワハラモラハラなどイライラをぶつける人は支配欲が強い、支配できると思われないように意見を言おう、声を大きくしようなどは見かけましたが、意見を言う間もなく怒涛の勢いで喋られるので「はい」「わかりました」くらいしか言えない雰囲気です。
しんどい時は「派手に転んで数日間痛みに苦しみますように」などと願ったりして心の平和を保つ事くらいしかできないのですが、今後こういった人にターゲットされないため、相手はどのような心理なのか、どのように接していけばいいかまたは接しないかなどノウハウがありましたら教えて頂けないでしょうか。
日本ロレアル
2025-02-13
嫌味の目的は相手を傷つけることにあり
そのためにはそれが『悪意』だと気付いてもらわなければならないんですね
でも、それが単なる悪口であってはいけない
なぜならそれが悪口だと自分が加害者になってしまうから
だから表面上は自分の体裁を守るためにも礼儀を欠くこともなく、その礼儀に悪意を込めて、まわりに気付かれることなく、当事者のみに悪意が伝わるように嫌味で攻撃をするわけです
自分の正当性を守りつつ対象を傷付けようとするズル賢い手段が嫌味なので
対象が傷付いたとアピールすれば『そんなつもりじゃなかった』と逃げる準備はできています
対象が反撃を開始すれば『待ってました!』とばかりに被害者になりきり
大事に持っていた自らの正当性を盾にして対象を傷付ける準備もできています
『嫌味』というのは攻守においてバランスの良い攻撃手段であり
わりと盤石な戦略なので厄介なんですよね
嫌味に敏感な人は悪意に敏感な人であり
悪意に敏感であればあるほど言葉に限らず表情や態度、言葉の間や空気といった非言語からも悪意を感じ取り、傷付いてしまいます
直接的なわかりやすい中傷ではなくても
眉ひとつ動かせば悪意を感じ取り勝手に傷付いてくれるので
嫌味を言う側としたら最も有難い存在なんです
自分の手を汚すこともなく対象を懲らしめることができるので
心中ではきっとガッツポーズをしているでしょうね
逆に言えば、嫌味で人を傷付けようとする人の天敵は悪意に鈍感な人なんです
直接的で非人道的なわかりやすい中傷や暴言暴力でないと
それが悪意だと認識しない人は苦手
なぜならその人を傷付けるためには自分の手を汚さなければならないから
自分が加害者とならなければその人を傷付けることができないとなると
嫌味の使い手は一気に劣勢に立たされるんです
その人を傷付けるために嫌味を言っているのにその嫌味がまったく通用しない
『え?それってどういう意味ですか?』と質問返しされる始末
当然嫌味の使い手は心中穏やかではありません
ちゃんと傷付いてくれないと射精(スッキリってことね)できないんですよ
加害者にはなりたくない、でもその人を傷付けたい、という欲求の板挟みになり終始イライラ
次第に自分の正当性をかなぐり捨て、嫌味は悪口となり、直接的な暴言に変わっていく
そこが一気に叩きのめすチャンス
相手は正当性という鎧を脱ぎ捨てた丸腰ですので防御力はゼロに等しく、そして正義は我にあり
この時点で勝負は決まったようなものなので、あとは煮るなり焼くなり自分の思うがままです
戦いというのは先に怒ったほうが負け
怒って正義を捨てた時点で白旗を上げたようなものなのですよ
以上
DJあおいでした
お知らせです
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