エニピル (1)

ピルのオンライン診療サービス『エニピル』さんにて連載がスタートしました






















こんばんはDJあおいです

読者さんからこんな相談をいただきましたよ















お悩み






DJあおいさん、こんばんは。

私は今年で28歳になる女です。
付き合ってもうすぐ、2年ほどになる彼とは、マッチングアプリで出会い、彼の仕事の都合で遠距離恋愛をしています。
新幹線で1時間半程で会えるため、月1くらいのペースで会っています。
彼は、今年で32歳でお互い適齢期ということもあり、お互い将来のことを意識しあっているのですが、結婚したら彼のいる土地(彼は地元です)に引っ越すことになりそうです。彼にもきて欲しいと、言われています。(プロポーズはされていません)しかし私自身、生まれてから地元(田舎)を離れたことがなかったので、環境が大きく変わる(都会)ことへの不安があります。
自分が地元で思い描いていた人生とは異なる道になるため、どんな人生になるのか不安で、よからぬ想像が膨らむばかりです。

彼にもこの不安を打ち明けましたが、新幹線で1時間くらいの距離なら大して遠くはない、と言われました。

親兄弟とも離れ、子育てをする際には助けをすぐに求められないことや、親に何かあった時にすぐに駆けつけられないこと、今の職場も好きなので、辞めてから自分に合った職場に巡り会えるのか、など様々なことが不安で仕方ありません。
しまいには、どうして彼と一緒にいるのかな、他にも地元で良い人がいるかもしれない、などと考えてしまいます。しかし、別れると、後悔はするだろう、とも思います。

好きだから付き合っていたけれど、好きだけではやっていけない現実的な面が見えてきて、将来が不安で仕方ありません。

何かアドバイスがあれば、ご助言を頂きたいです。
暑い日が続いておりますが、どうかご自愛下さい。




















なぜ結婚をすると
女が仕事を捨てなければならないのか
なぜ結婚をすると
女が慣れ親しんだ土地や人間関係を捨てなければいけないのか

形骸化した『結婚』という価値観ですよね

女性だって仕事にやりがいを持って働いてもいいと世界中の人が認めているし
もはや女性の労働力がなければ社会も成り立たないし
夫婦共働きがマジョリティの時代じゃないですか

仕事のための環境(土地)や人間関係だってあるわけで
それ等を守るのも女性の権利なのですよ

それを形骸化した『結婚』という制度のために
その権利を剥奪してしまうのは余りにも男性本位ですよね
だったら仕事に生き甲斐を持って働いている女性は結婚なんてできないじゃないですか
なんで女性ばかりが結婚か仕事かの二択を迫られなきゃならないのですか

結婚を考えているのなら
そこら辺の権利をフェアなものとして話し合い
お互いが納得できる妥協点を探さなければならないわけで
古代昭和時代のように『オレ様について来い!』では済まない話なんですよ

慣習に流されて『結婚をするのなら女が仕事と土地を捨てなければいけない』とは思わないように
女性もすでに対等な権利を持っているということを忘れないでください

何はともあれもう一度話し合いのやり直しですね
お互いが納得できる答えが出ない限り
無駄に焦って結婚をする必要もありませんよ


















以上
DJあおいでした



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