こんばんはDJあおいです
読者さんからこんな相談をいただきましたよ
お悩み
あおいさん、こんにちは。
いつもブログを楽しみにしています。
早速ですが相談です。私は、結婚3年目で子供が2人いる育休中の主婦です。幸せな家庭を築き、現状には何も不満はありません。ですが、時たま元カレの暴力がフラッシュバッグして辛くなることがあります。その人は、普段は優しいですが、酒癖が悪く、言動ともに攻撃的になり人を見下すようなところがありました。別れて良かったと心の底から思っているのですが、たまに、ふとした時に、その人に言われたことやされたことを思い出してしまいます。特に、別れる時は、警察沙汰にまで発展し、すごく怖い思いをしました。その人とはそれっきりで一切連絡をしていませんが、共通の友人が多いため、今は2児の父親になっていると風の噂で聞きました。奥さんは、私と付き合っていた時の浮気相手です。そんな人たちが幸せに暮らしているとすごくモヤモヤします。客観的にみると、そんなクソ野郎のことなんかとっとと忘れて、目の前にいる大事な家族のために時間を使ったらいいのに、、と思いますが、どうしても頭にこびりついて剥がれません。このことだけでなく、私は元々、いいことや幸せだったことよりも、嫌なことや辛かったことの方がよく覚えています。こういう考え方の癖を変えることはできるのでしょうか。長々とすみません。最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
回答いただけるととても嬉しいです。寒くなってきましたので、お身体ご自愛ください。
不幸なときに幸福だった頃を思い出し
『自分にとっての幸福とはなんだったのか』
と痛感することがあるように
幸福にいるときに不幸な過去を思い出し
『自分にとっての幸福とはなんなのか』
と幸福に慣れてしまわないように過去の不幸を引き合いに思い出し自分にとっての幸福の再確認することはよくありますけど
それとはまた違うトラウマティックなお悩みですかね？
まぁ災害によるトラウマよりも近しい人からの加害によるトラウマの方が傷が深いと言いますし
それが親や親友、または恋人等の加害であった場合はさらに深傷になってしまうでしょう
そのトラウマ反応のひとつが侵入症状（フラッシュバック）ですね
過去の嫌な出来事をまるで再体験をしているような感覚で
その都度鮮明な再体験に鮮明な痛みを伴ってしまうという
治り掛けの骨折を再びポッキリ折ってしまうようなことが度々起こってしまうわけですね
そうなるとなるべく思い出さないように過集中（過覚醒）になってしまうことがよくあります
ゆえにアルコールに依存したり、ギャンブルに依存したり、何かに依存しやすい体質になってしまうということ
何かに異常に依存している間は過去の嫌な記憶が蘇る隙間がなくなりますから
その記憶が熾烈なほど、依存心が強くなってしまうとうことです
抗不安剤等で症状を抑えることはできますが
思い出さないように記憶を遠退けようとしている間は根本的な解決にはなりません
思い出さないように努めるのではなく
思い出しても大丈夫なように努めなければならないということです
過去のトラウマって
誰かが許せないというよりも
過去の自分が許せないんです
今の自分を過去の自分に投影して
『今の自分ならこうするのに』『今の自分なら絶対に負けないのに』
と過去の自分を否定してしまう
そうなるとその過去は『後悔』になってしまい
未消化のまま自分の中に生き続ける黒歴史になってしまうということ
大事なのは過去の自分を許してあげること
そのときの自分を援護するように
『仕方なかったんだよね、まだ戦うことを知らなかったんだよね』
と肯定してあげるように過去の自分に働き掛けること
『あなたのお陰で今の私はこんなに強くなりましたよ』
と感謝をしてあげること
過去の自分を許してあげることによって
過去の自分と今の自分がやっと繋がり
自分の中に補完されるわけです
今までは過去の自分を追い払ってきたのでしょう
でも今度は追い払うのではなく抱きしめてあげるように
『今までごめんね』と自分の歴史に受け入れてあげましょう
今のあなたがあるのは
過去のあなたがあるから
過去と今とが繋がれば
それはきっと未来へと繋がっていくはずですよ
以上
DJあおいでした
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