こんばんはDJあおいです
読者さんからこんな相談をいただきましたよ
お悩み
あおいさん、はじめまして。
さっそく相談なんですが、最近気になる人から告白されました。
でも「好きです」と言われただけで、付き合って欲しいとは言われませんでした。
いろいろなサイトを見たところ付き合ってほしいと言わない男は遊び目的だからやめた方がいいと書いてありました。
これって本当なんでしょうか?
そもそも『付き合う』ってなんなんでしょうね?
『恋人になりましょう』という契約みたいなものでしょうか?
その契約交渉に同意したとして
一体何が得られるのでしょう
彼氏、彼女、または恋人といったステータス
そしてなんと言っても『私はあなた以外の人と恋愛関係になりませんよ』という約束を取り付けること
つまり独占契約を結ぶという点が最も大きな意味を持つものだと思うのですが
これってちょっとした罠があるんですよね
例えば欧米では『告白』という文化はなく
あくまでも友達の延長線上に恋愛関係があるという考え方で
その関係性はグラデーションであり『ここからが恋人』という線引きはありません
そのプロセスではお互いの自由が尊重されていて
極端に言えばボーイフレンドが複数人いてもいいし、ガールフレンドが複数人いてもいいんです
日本のような『付き合う』という独占契約を結ぶことはしないわけですね
じゃあ悪い男のやりたい放題じゃないか、ビッチ天国じゃないか
と思う人もいるのかもしれませんが、ちょっと違うんです
確かにヤリ@ン天国な側面もあるわけですが
『自由がその人の本性を暴き出す』という利点が存在するんですよ
誠実な人は自由の身であろうと一人の人を大切にするし
『付き合う』という契約がなくても自分の意志で勝手に一人の人を愛するんですよね
一方ヤリ@ン共はその自由を乱用するので
日本と違ってその行動がわかりやすく
『あ、こいつダメな奴だ』とすぐに気付くことができるわけです
日本の告白文化だと、それが分かりにくいという罠があるんですよ
この人は独占契約によって致し方なく自分と付き合っているのか
それとも本当に大切に思ってくれているのか
もしくは善人の顔をして裏ではやりたい放題のクズなのではないか
という疑惑が拭いきれない
『付き合う』という独占契約に伴う一種の束縛が存在しているから
その人の本性がイマイチわからなくなってしまうんです
だからご希望通りに付き合うことができても謎の猜疑心を悶々と抱えている人も多いのですよ
そもそも『付き合ってください』という告白文化っていつからできたのでしょうか
昔の邦画や書籍等の恋愛描写を見ていても
『あなたのことが好きですよ』というお気持ち表明はよくあるのですが
『付き合ってください』という描写って見たことがないんですよね
ご年配のお姉さまやお兄さまに聞いても
告白はお気持ち表明だけで
『付き合ってください』なんて言わなかったという人が殆ど
『じゃあどうやって恋人になるんですか?』と伺ったところ
『お互いがお互いを好きだと思っているのなら自然とそういう関係になる、いつの間にか恋人になっていたという感じ』とのこと
付き合うという独占契約を結ばなくても恋人になれた時代がわりと最近まであったということですね
『付き合ってください』という言葉の重要性は私には分かりかねますが
そんな独占契約を結ばなくても『結ばれるものは結ばれる』ということはよく覚えておいてください
以上
DJあおいでした
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