こんばんはDJあおいです

読者さんからこんな相談をいただきましたよ















お悩み






あおいさん、初めまして。
さすがに自分の中だけで整理がつかなくなり、メールさせていただきました。

推していた芸能人(演技をする人です)の不倫が報道され、愕然としています。
奥様やお相手の方、お仕事の方々がどう感じているかはまったく分かりませんが、ただの一ファンである私は「まだ信じられない」という気持ちです。

演技や発する言葉、声などから誠実さが滲み出ていた方だと私は思っていて、最初の不倫報道(メディア側の憶測の段階)が出たときも「そんな人では無いだろう」と、ずっと思っていました。
でも不倫が事実だと本人がコメントされている記事を見て愕然、呆然としました。

私はただのファンなので、当たり前ですがその人の本当の人間性など知る由もないし、「信じていた」のもファンとはいえ、私が勝手に「信ずるに値する人」と思い込んでいただけ、といえばそうかもしれません。

いろんな人のコメントもSNSで見ましたが、私は正直なところ「まだ信じられない」という気持ちで、その先に進めません。

ファンという存在は、推しの不貞に対する「信じられない」気持ちに、どう折り合いをつければいいでしょうか。
これまでいろんな芸能人を好きになってきましたが、こんなことは初めてなので、自分の裏切られたような気持ちをどのように処理すればいいか分かりません。

何かアドバイスをいただけると幸いです。























某声優さんの件ですかね?






例えば
上司に厳しく教育された人は
自由に振る舞う新卒を決して許しません

『この上司の抑圧から解放されて自由に振る舞いたい』という願望があるからです

『許さない』という気持ちと同時に
『自由に振る舞いたい』という気持ちに共感を持っている
だからそこには『理解』が存在しているのです

理解があるから
その新卒の自由な振る舞いが誰かに怒られると
『きっと自分と同じ痛みであろう』と推測して
『ざまあw』と溜飲を下げるわけですね



一方、真性の真面目ちゃんには
自由に振る舞う新卒ちゃんのことは理解できません
許す、許さない以前にわからないのです

それが自分にとって有害なことであるのなら
まずは『理解』から入ろうと努めますが
自分にとって無害なことであるのなら
『まぁ、いいか』と放置しておくだけでしょう



今回の件で言えば
社会の倫理的抑圧により、浮気や不倫を我慢している人
もしくはそれ等の願望を持っているにもかかわらず
経済的な理由や時間的な理由、もしくは劣等感の理由により
『やりたくてもできない』という人は
彼の行いを決して許さないでしょう

そしてその制裁として
嘲笑の的にしたり、炎上に火を焚べる行いをするでしょうね



倫理的な抑圧で浮気や不倫を我慢しているわけではなく
ただ一人の人間を一人の人間として愛したいと願っている人には
今回の彼の行いは理解不能
相談者さまと同じように『信じられない(OMG!)』といった感想を受けるでしょう

人は他者に自分を投影する生き物ですから
あなたは彼に自分を投影して見ていたのでしょう

自分と同じく、一人の人間を愛する人だと思っていた
だから今回の件は尚更驚いたのでしょうね

その理解不能な混乱は
あなたが誠実な人であるという証です

まぁショックはショックでしょうけど
その点だけは誇りに思ってください



















以上
DJあおいでした



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