こんばんはDJあおいです

読者さんからこんな相談をいただきましたよ















お悩み






DJあおいさん

いつも楽しくブログ拝見させて頂いています。
今日はご相談がありましてメールしました。

現在、私の兄が適応障害で休職しています。
兄とは離れて暮らしているので(西と東の距離です)
直接会ったりはできず、電話等で話を聞いています。
こちらから連絡することはなく、むこうから
週に3回ほど電話がかかってきて内容のほとんどが
仕事ができないのが情けなくて死にたい等のような
マイナスなことです。失恋も重なり、なにもうまくいかないと自暴自棄になっています。実際に、オーバードーズで自殺を試みた事もあり、心配です。
今は休む期間であり、仕事の事は後回しで健康を優先して
と宥めるのですが、本人は気にしてしまうようです。
半年以上同じ状態で
ずっとマイナスな言葉ばかりを吐かれていると
私の心も参ってきてしまい、ポジティブな言葉を
かけられなくなってきました。
元々、自分が楽観的(だと思っていましたが今回の事で分からなくなりました)なので、こうも長期的にネガティブな事ばかり言われると肯定し続ける事もしんどくなってきて
ずっとこのままだと見放してしまいそうです。

こういう時、どういった対応が良いのでしょうか

アドバイスなどあれば教えていただきたいです



















『頑張れ』と前向きな言葉を掛けて頑張ってくれる人は
元々放っておいても勝手に頑張ってくれる人

ポジティブな言葉に救われる人はポジティブな人だけ
ポジティブでネガティブは救えないんですよ

ネガティブに堕ちてしまっている人にポジティブな言葉を掛けても
今の自分を否定されているようで傷付くだけ
むしろ理解者がいないことで隔たりは広がるばかり
ポジティブ処方は孤独を促進してしまうだけなんですよ

例えそれが『しんでしまいたい』という言葉であっても
その気持ちを否定してはいけないんです
否定すると余計にしにたくなってしまいます

ネガティブに堕ちてしまった人は『理解』を求めています
何を理解してほしいのか、それを自覚している人はまだ軽症なのですけども
重症になると本人も何を理解してほしいのかよくわからなくなってしまうんです

理解してほしい、でも何を理解してほしいのかもわからない
わからないから言語化して外に出すこともできず
誰に理解してもらうこともできず
行き場を失った黒く禍々しい感情が自分の中で渦巻いているだけの毎日になってしまい
自己防衛として何事にも無関心無感動になってしまうわけですね

大事なのは多重に絡み合った黒い感情を少しずつ紐解いていくこと
そのためにはコミュニケーションを重ねてひとつひとつ『気付き』を与えてあげること
一朝一夕にできることではないので長期的な目で見守ることが必要になります

ポジティブは厳禁
ネガティブな人を理解するのならネガティブで親和性を図ること
その人の気持ちになろうとしなければ
その人の気持ちは見えてきませんからね















以上
DJあおいでした



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