こんばんはDJあおいです
読者さんからこんな相談をいただきましたよ
お悩み
はじめまして。
ブログずっと拝見させていただき、学ばせていただいています。
私は2ヶ月を過ぎた子どもがいるのですが、
まだ慣れない育児に追われており、子どもはかわいいのですが、夫が自由に外出しているのを見たり、泣き止まない子どもを抱いている時に「おしゃれなカフェで一人でゆっくりしたいな」「もっとゆっくりお化粧して、授乳に関係なく好きな服を着て、行きたいところへふらっと行って、好きな時間に帰ってきたい」など、現実逃避をするような独身時代当たり前にできたことをしたい
と考えてしまいます。
自分の時間というより自分の好きだったことや大切だったことを考える時間すらなくなって、心の奥底に消していっているような諦めた感覚や、いつ落ちつくのか先が見えない持久走をしているような感覚があります。
正直なところ、自分で選択して子どもを産んだとはいえ、想像していたよりも遥かに育児が大変で、考えが甘かったのだと反省しています。
私は子どもを育てられるほどお母さんになりきれていないのではないか？こんなことを考えてしまって母親失格なのではないか？育休があけたらもっと大変なのにこんな風に思っていて大丈夫なのか？と考えて気が重くなるのですが、
どうすれば世の中のお母さんたちのように楽しそうに、キラキラと子育てができるのでしょうか？
その悩みの八割は
『育児の苦労』ではなく
『相対的な劣等感』ですね
周りの母親たちはあんなにも楽しそうでキラキラとしているのに
どうして私は死に物狂いでいっぱいいっぱいなのだろう
周りの母親たちと私の何が違うのだろう
という相対的な劣等感がメンタルに負荷を掛けてしまっているのです
他人はなかなか自分の弱みを見せませんし
また努力も見せません
それ等は心を許した相手にしか見せないものであり
努力している姿、弱い自分はごく一部の人しか知らないものです
だから他人というのは大した努力もしないで
それなりの幸せを持っているように見えてしまうんですよね
飄々と生きてそれなりの人生を手に入れて
迷うことなく真っ直ぐに
キラキラと王道の道を歩んでいるように見えてしまう
そんな他人と自分を比べたら
そりゃあ劣等感に苛まれてしまうでしょう
迷い迷って挫折を繰り返し
こんなはずじゃなかった人生を絶賛珍走中の自分に比べたら
他人の人生がどんなに羨ましく見えるものか
その気持ちは痛いほどわかります
でもね
そんな明るく真っ直ぐな道を歩んでいる人なんて
おそらくはそれほどいないと思います
目に見えるものが全てではないということ
何度も挫折を重ねたり
何もやる気が起きない時期があったり
力足らずな自分を恨んでしまったり
才能のなさを嘆いたり
運の悪さに絶望したり
ときにはダークサイドに堕ちて病んでしまったり
誰もが紆余曲折
こんなはずじゃなかった人生の中で
何事もなかったような顔をして生きているんです
あなたが他人を羨むように
あなたを羨む他人もいるでしょう
羨ましいと思うということは
その人のことを何も知らないということなのですよ
もう少し『人』というものを知ることができれば
良くも悪くも自分とそう変わらないことに気付くはず
それで育児が楽になるわけではありませんが
相対的な劣等感が消えるだけで
その気持ちは随分と楽になるのではないでしょうか
以上
DJあおいでした
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