今は娘が闘病しているけど
四年ほど前には相方が闘病していた

そのときに私はひとつの過ちを犯してしまった
それは、病名等をネットで検索すること 

私はただ希望が欲しくてネットで情報を収集しようとしただけだったのに
ネットには希望も絶望も散乱していた

希望だけを収集することはできない
希望を求めれば絶望もおまけでついてきてしまうのがネットの世界

希望も絶望も
一度目に入ってしまったらもう二度と忘れることはできない
それは頭にこびりついたまま
常に希望と絶望が頭の中で戦っている状態になってしまった

四六時中緊張状態が続き
交感神経に傾倒して
自律神経が乱れ
不眠、食欲不振、手足の痺れ、謎の湿疹、喉に不快感等
すっかりメンタルが崩壊して
看病どころではなくなってしまった

看病どころではなくなってしまったことでまた自責してしまい
更に自分に追い討ちを掛けてもう狂乱状態
今振り返ってみてもあまり思い出せないところがまた恐ろしい
経験のある人ならこの地獄の苦しみはわかってくれると思う

大事な人が重篤な病気に掛かってしまった場合
希望を求めてネットで情報収集したくなる気持ちはわかるけど
それだけは絶対にしない方がいい

大事な人を直接診てくれるドクターやナースを信頼すること
ネットは自分の大事な人は診てもくれないですからね