こんばんはDJあおいです

読者さんからこんな相談をいただきましたよ










お悩み


いつも勇気付けられ、勉強させてもらっています!
読んでいただけたら幸いです!

私は26歳です!人を褒めるのが苦手です
恥ずかしさもあるのですが、相手が自分よりも優れているところがあると嫉妬と羨ましさがあり、相手のこんなところ良いなと思っても、何故か悔しいという感情が湧いてきて褒める事を制御してしまいます。
この人のこんな所素晴らしいな、とか真似したいなと思うことはたくさんあるのですが
こんな黒い思いで満ちていく器の小さい自分に毎度嫌気がさします!自分の大嫌いな部分です!
相手に媚を売りたいとかそんな気持ちは一切ありません!出し惜しみなく相手の良いところを褒められる人になりたいです!
こんな私にアドバイスを頂けないでしょうか!











人の心は
怒っても動きません
叱っても動きません
褒めても動きません
人の心は
感謝で動くのです

褒められて悪い気を起こす人はいない
とよく言うのですが
確かに悪い気はしないのですけど
気持ちのどこかで釈然としないアレルギー反応を起こしていたりはするんですよね

褒められることが苦手な人が多く
周りの人が口をそろえて褒めてもなぜか居心地の悪さを感じて萎縮してしまったりするんですよ

その原因は大きく分けて二つ

一つは評価されることの嫌悪
だいたいの人は評論家目線で見られることを嫌悪します

それが叱責でも褒め言葉でも評論家目線の評価は遥か上から言われているように感じてしまい
その目線に見合うだけの上の立場の人なら違和感はないのですが
本来対等であるべき恋人等の人から言われると褒められているのに見下されているような気がしてしまうわけです

もう一つはコントロールされることへの恐怖心

『褒める』ということは人を操作するための鉄板中の鉄板の手法
それは最もポピュラーな人心掌握術であり
他人を意のままに操るために悪用されることも多々ある手法なので
褒め言葉を真に受けてしまったらその人の術中にハマってしまうかもしれない
もしかしたら都合よくコントロールされてしまうかもしれないという恐怖心が生じてしまい
褒められるとその警戒心から素直に喜べないということもあるんですよ

では一体どうやってコントロールしたらいいのか
アドラーがこんなことを言っています

『よくできたね』とほめるのではない
『ありがとう、助かったよ』と感謝を伝えるのだ
感謝される喜びを体験すれば、自ら進んで貢献を繰り返すだろう
褒めるのは上から目線、感謝は横から目線

なるほど確かに『あなたのここが素晴らしい!あなたのここが非凡である!』と100の理由を並べ立てられるよりも
たった一言『ありがとう』と言われた方が素直に嬉しいんですよね

上から見るわけでもなく下から媚びるわけでもなく
同じ目線に立って言葉を掛けてあげることが大事

その人に助けられたら素直に『ありがとう』と感謝すること
その人がよい結果を出したら自分のことのように共に喜んであげること

叱るとか怒るとか褒めるとか
それ等は全て上から目線の支配
その人の意思を損なうことなく
自主性を発揮させる唯一の手段が
『横から目線で感謝する』
ということですね

人は人の笑顔の理由になりたいのさ
あなたが横で笑ってくれるのが
一番嬉しいんじゃないですかね














以上
DJあおいでした



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