想いよ、逝きなさい
DJあおい
幻冬舎
2017-09-21
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こんばんはDJあおいです

読者さんからこんな相談をいただきましたよ




『DJあおい 様

初めてメールさせていただきます。
現在、上司の対応に困っています。私とその上司とで価値観の違うものがあるととてもバカにされてしまいます。
例えば、私にはとても好きなアーティストがいるのですが、それをその上司も知っていて、たまにオススメの曲を聞いてきたりします。私が教えたものを気に入ってくれれば良いのですが、問題は気に入らなかった時で、あの曲は薄っぺらくて聴いててサムい。などボロクソに言われます。
なんだか自分の好きなものを貶されると悲しいですし、「そうですかー、私は好きなんですけど…残念です。」と言ってやんわり終わらせようとしても、追い討ちをかけるようにダメ出しをしてきて正直とても気分が悪いです。
アーティストだけでなく食べ物、お店、など、何を紹介しても、気に入らなければわざわざ"あんなものが好きなお前は低俗"という感じの言い方をされます。(気に入れば教えてくれてどうもーという感じですが)
最近は、気に入らなかった時にわざわざ貶されるのが嫌なので、オススメを聞かれても「価値観が違うのであまり合わないかも…」と言ったのですが、「それは俺が決めることでお前が決めることじゃない」と言われ早く教えろと怒られました。
「俺には合わなかったな」程度なら嫌な気分にはならないのですが、あまりにもボロクソに言われるので「えー、そこがまた良かったりするんですけどねぇ」なんて明るく言ってはいますが正直しつこ過ぎて対応に困ります…。こんな上司をうまく流す方法があれば教えていただきたいです。

くだらない内容で申し訳ないですが、毎日のことで少し悩んでしまって、お話を聞いてもらいたくメールさせていただきました。
読んでいただいてありがとうございます。アドバイスをいただけたら嬉しいです。』

 









音楽とか本とか
自分が本当に好きな作品って
自分の存在そのものみたいなもので
性格も性癖も全てギュッと凝縮して詰まっているようなもの

だからその作品を侮辱されると
自分の存在そのものを侮辱された気分になり
結構な深い傷ができたりしてしまうんですよね

それを理解している人は決して人の好きな作品は馬鹿にしませんよ
それを馬鹿にするということは
自分の存在と共鳴できる作品を持っていないということ
浅い知識だけで偉そうに語っているだけの不憫な人種です

自分の好きな作品をお勧めするというっことは
自分を差し出すことに等しいものですからね
信頼のおける人以外には教えないのが正解かもしれません

人に勧める作品は自分の好きな作品とは別にストックしておいた方がいいと思いますよ







以上
DJあおいでした



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