
連載はじまりました!

DJあおいの『私は仕事ができない』
こんばんはDJあおいです
読者さんからこんな相談をいただきましたよ
『あおいさん
いつもブログ拝見しています。
ありがとうございます。
私は独身なのですが、職場の同僚の既婚女性から、楽でいいねと言われるのがどうしても嫌です。
同じ正社員ですが、時短や休みが多い分、私は一切休まずフォローしているし、細かい仕事も先回りして視野を広く仕事をしているつもりです。しかし、いつも、既婚女性達から、全然関係ない話から、楽でいいなーと言われます。
それが嫌で、ひとりでランチをとっていましたが、久しぶりに一緒にランチをしたところ、やはり、世間話で曜日を間違えて、そんなに疲れてないんだ、いいなーとものすごく言われ、あぁこういう所からも楽だということで羨ましがられるのか。。と辛くなりました。子育てはすごく大変だと思いますし、極力聞き役に徹していますが、仕事のフォローの負担もあり、損している気分になったりします。
独り身ではありますが、仕事以外も資格の勉強もしていて、しっかり生活しているつもりです。自分のことだけやってればいいんだから楽だと言われれば、それまでなのですが、寂しく思います。
私の、子育てしている方への理解が足りないのでしょうか。』

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『楽でいいね』という言葉から感じる不快感は
『あなたより私の方が大変なのよ』という一種のマウンティングだからでして
それは『大変な方が勝者』という勝負の土俵に乗せられている不快感なんですよ
大変な思いをすることは本来避けて通りたいものであり
できればしたくないもののはずなのですが
なぜか大変な思いをすることや不幸な境遇が自慢になったりする不思議な文化が日本にはあります
ブラックな職場や恵まれない環境で働いていると
労働時間と報酬のバランスがおかしかったり
休日出勤なのに手当てがつかなかったり
様々な矛盾が生じるのですが
この矛盾に不満を感じるのは心身が健全な人だけなんですよ
不満を抱え続けることはストレスですから
そういう意味で言えば『辞めたい』と思うことが健全な気持ちなんです
でも一日の労働を終えて
やりきれない矛盾を抱えることは人にとって耐え難い仕打ちになるものでして
自分を納得させるためにその矛盾を正当化しようとする心理が働いてしまうものなんです
『この仕事は楽しいんだ』と自分に言い聞かせて納得しようとしてみたり
『こんな過酷な労働をしている自分はなんて素晴らしい人間なんだ』と自分の価値を高めてみたり
『手当てなしで働く俺って責任感があってスゴいな』と自分を肯定してみたり
矛盾を正当化してストレスから逃れようとするわけですね
認知的不協和の解消と言うのですけども
所謂『社畜自慢』なんかはこの類のものですね
辛い思いをすればするほど、過酷な労働をすればするほど自己評価を高くしようと大変な思いをしている自分を誇りに思うような心理作用が働き
ブラックだとわかっていてもそれを辞めることができなくなってしまうんです
自己評価を失うのが怖くて過酷な仕事をしているようなものですね
これが『洗脳』ってやつです
ちなみに報酬(給料)が少ないほどこの洗脳効果は高くなると言われています
不幸が価値だと思わなければやっていられないってことですね
ですので彼等彼女等は不幸勝負で負けることは自己評価を失うことに等しいもの
自分より楽をしている人を見つけて『楽でいいね』と不幸勝負でマウンティングをして勝者の気分に浸っていたいだけなんですよ
不幸勝負を挑んてくる人は不幸勝負でしか勝てない不憫な人なので
その勝負なら負けてあげるのが大人の対応だと思いますよ
そもそも不幸勝負で勝ちたいとも思いませんからね
以上
DJあおいでした
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