こんばんはDJあおいです

読者さんからこんな相談をいただきましたよ










お悩み




こんばんわ。
仕事について相談させてください。
わたしは今幼稚園教諭で学年の副主任という立場で仕事をしています。
後輩を指導する立場になり、後輩が自分勝手な仕事をしている、社会人としてのマナーなど、どうしても目についてしまい、その都度注意してしまいます。

口うるさいなあと多分思われてるのは十分承知ですが、園児が困ってしまう案件や、後々その先生が他の先輩から指導を受けるくらいなら、とこまかく指導してしまいます。指導の内容は、朝は挨拶をする、保育の準備は前日に行い確認をしてから迎える、分からないこと少しでも疑問に思えばすぐ質問に来る、です。

4月からそんな状態がつづき、後輩の姿勢に改善が見られず、わたしも上の人から、きちんと指導してるのか、と言われたりしてしんどくなってきました。

どうしたら、後輩にきちんと伝わるのでしょうか。
あおいさんの意見をお聞かせ下さい。




















ダメ出しでは、人は変わりませんよ
人を変えようと思ったら、まずは承認から入ること
これが基本ですね

ダメ出しをされると、反発心が生じます
反発心が生じるのが健全な心の動きであり
反発心が生じない人の方が心に難ありです

反発心はダメ出しされたところを拒絶します
そのダメ出しがどんなに正論であり、自分にとって致命的なウィークポイントであっても、矯正することを拒絶してしまうんです
『こいつの言う通りの自分になってたまるか』という支配に対するアンチテーゼ
言うことを聞いてしまったらこの人に屈したことになってしまう
それが許せなくて拒絶してしまうんですよね

それが例え自分でも薄々気付いているダメなところであっても、他人から指摘されて変えたくはないじゃないですか
自分の意思で努力して自分の力で変わっていきたいじゃないですか
ダメ出しはその『自分の意思』まで根こそぎ刈り取ってしまうということです

その人を変えようと思ったら、まずは承認から入るのが鉄則
その人のできないところから入るのではなく、その人のできるところから入り
『これができるんだったら、あれもできるんじゃない?』
と承認に指摘をプラスしてあげること

『お前のここがダメ』と言われるより『ここを直せばもっとよくなるよ』と言われた方が、自分の意思で努力をしようと思えるじゃないですか
指摘する場所は同じでも、そこに承認があるかないかで受け取り方が違う
人材育成が上手な人は、人を承認するのが上手なんですよ

あともうひとつ
教える立場にある人は『言われたことは一回で覚えろ』という人が多いのですが
言われたことを一回で覚えるのは普通に無理です
あたかも一回で覚えるのが当たり前みたいな言い草ですが、基本的に人間それほど頭は良くありません
経験のないことならなおさら、覚えるためには反復が必要になるものです

知らず知らずのうちに無理難題を求めないように
人を育てるには、それなりの時間が掛かって当たり前なのですよ
















以上
DJあおいでした



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