こんばんはDJあおいです

読者さんからこんな相談をいただきましたよ










お悩み


お忙しい中、読んでくださってありがとうございます。

社会人2年目、24歳未婚の女です。
先日あおいさんのブログの中の「欲がなくなったら人間終わり」をみてすごくふに落ちました。

わたしは最近消えたい、生まれてこなかったことにしたいと考えてしまいます。わたしは周りにとても恵まれているし不満はありません。
ただ、学生の頃は根拠もなく自分は誰かの役に立つ仕事についてその仕事にやりがいを感じながら生きていくんだ、と思っていました。
しかし、最近は家族のこと仕事のこと自分のことでうまくいかないことが続き、その根拠のない希望がなくなった感覚があり「頑張ろう」と、何に対しても思えないのです。何をしてもだめだろうと、あきらめの感覚が強いです。生きがい、やりがいが何に対しても感じられず、こういう人物になりたい、これが欲しい、こういう仕事がしたい、という欲が出てきません。
ただ、わたしという存在がなかったことにならないかなと考えてしまいます。

でも、そんなことできるわけありません。

こんな状況を抜け出せるきっかけを教えていただけないでしょうか。

これから寒くなりますのでご自愛ください。











人が最も依存するものは他人の思想です
誰もが少なからず他人の思想に乗っかり生きています

人は考える生き物でありながら
考えることを嫌う生き物でもあり
誰かの思想に乗っかり
思考を停止させて生きていきたいという願望を持っているものです

信じることもせず、疑うこともせず
ただ思考を止めて他人の思想に従うだけ
それによって過ちを犯してしまったとしても
それによって恩恵を受けたとしても
それは真の意味で失敗でも成功でもないんですよ

自分の思想で動かなければ
真の意味で失敗も成功もできないということです

『考える』ということは自分と対話するということ
それは別の言い方で『孤独』とも言います
考えることを避けて他人の思想に乗っかる人というのは『孤独』が怖いんですよね
だから考えることを辞めて他人の思想に依存してしまい
『凡庸な悪』または『凡庸な善』に成り下がって
その代償として情熱や気力を失ってしまうんですよ

自分と対話すること、孤独になるということは
情けない自分や無力とも言える自分をイヤというほど思い知らされることです
逃げたくなる気持ちもわかります
考えたくないという気持ちも痛いほどわかります
しかし、自分を知ることができるのは孤独の中にしかないんです
考える、孤独になる、というプロセスを経て始めて
人は自分の声(意思)を聞くことができるんですよ

情熱が宿る場所は自分の意思しかありませんので
他人の思想に依存しようとしているうちは
やりがいもやりたいことも見つけられないでしょう

人はどんなに努力をしても他人にはなれない
自分は自分にしか成ることができない
では『自分』とは一体何者なのか?
それを知っている人は孤独を知っている人だけです

孤独を恐れて避けないように
孤独と仲良くしてください
大人はみんな孤独です

















以上
DJあおいでした



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